風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

「是より志ミづ道」

2021年10月17日 | さんぽ帳
今朝は曇り空だったけど、予報を見ると、午前8時以降に傘マークがついていたので、散歩することに。
今日も目的地は決めていなくて、とりあえず巴川沿いを進んだ。

柳橋から眺める上流方面。
満潮の時間か、川の流れは上流に向かっている。



大正橋のたもとにある水神社の近くで、ふと、道しるべに気づいた。
「是より志ミづ道」(これよりしみず道)
この道は何度も通ったことがあるのに、これまでまったく気づかなかった。



頭上すれすれの巴川橋梁の下をくぐり、さらに川下方面へ。



久しぶりに「チャンチャン井戸」あたりに行ってみる。
「清水」という地名の発祥となった井戸。
ポポを連れてよくこの道を歩いたものだった。



そろそろ帰らないと雨に降られそう。
雨具を持っていない。
けど、さっき見た「志ミづ道」の道標と同じものが追分にもあったような気がして確かめたくなった。



旧東海道と志ミづ道の分岐点となる追分の追分羊かん本舗のところにも……やっぱりあった。
よく見ると、文字(書体)が違うかなぁ。
でも、ここにしかないと思っていた道標を別の場所にも見つけて、自分にとっての新たな発見に、なんだかうれしくなった。



……と、雨がポツポツ来てしまった。
予報より1時間早いけど、降るのはわかっていながら、ちょっと足を延ばし過ぎた。
急いで帰らないとびしょぬれになりそう
でも、里芋の葉っぱの水滴がきれいで、つい立ち止まり、そして、早足で家に向かった。