会社から帰って家にはいると、私を見た連れ合いが、
「今日は驚いた」
という。
今日は女房の定休日だ。昔同じ職場(ファミリーレストラン)で働いていた
友人と会うといっていた。
「アケミちゃん離婚したんだって。びっくりしちゃった」
前住んでいた家の近くにいた若い夫婦で、子どもが一人いた。県営住宅が当
たって5、6年前に引っ越しって行った。
亭主だった人は、宅配便の運転手だった。私も1、2度会ったことがある。
彼の暴力が離婚の原因だそうだ。
私は、なんともやりきれない気持ちになった。
サンデー毎日(3.14)を買った。「大学合格者高校別ランキング」にせがれ
の合格した大学があったからだ。それに「尻は洗うな紙で拭け」という記事が
あった。
昨日の朝日新聞には、「おしり食べて洗って快適に」という記事があった。
それぞれの書いてあることに頷けることがある。
じゃ、ワタシはどうすんの?
サンデー毎日が取材した医師は、
「過度にお尻を洗ってきれいにしすぎることで、自然に備わっている抵抗力を
失いつつあるのではないか」と心配して「清潔にしすぎると、次に感染を受け
たときに弱い。皮膚は薄っぺらくなり、こするとただれて、すぐに傷つく状態
になります。紙でふかないということは、お尻に刺激を与えていないというこ
とで、抵抗力がつきにくくなります」
私の家は、私が高校生まで尻を拭くのは新聞紙だった。あれは固く痛かった
な。でも、この先生の心配するようなことはなかったわけだ。なにしろ抵抗力
は、かなりついたと思われる。
一方、朝日新聞の記事の先生は、「温水洗浄便座は便利だ」と勧めている。
東京大学名誉教授によると、日本人の便は、肉食繊維を多くとっているため
量が多く、やわらかい傾向がある。トイレットペーパーだと、軟便が肛門周辺
の細いしわにすりこまれることが多いので、洗って流せる温水洗浄便座は日本
人向きらしい。
現在私は、温水洗浄便座を愛用している。今のところに引っ越してきて、近
くのラオックスで買って、自分で取り付けた。お尻に昔から悩んでいる私は、
なにがなんでも温水洗浄便座が欲しかったのだ。女房は最初、自分には必要な
いとかなんとかいっていた。ところが、1年ほどすると、「温水洗浄便座のな
い暮らしはありえない」なんてことをほざくようになった。
結論。
私はどう考えても、温水洗浄便座がいい。そりゃ、自分のケツに過保護かも
しれないが、これぐらい許して下さい。その他の人生で苦労していますので…。