生ビールな誕生日

2001年07月03日 | 家族

7月3日は息子たちの誕生日だった。
去年は20歳の誕生日だったので、想いが大きかった。
でも今年だって、やっぱり私にとっては、大きな記念日です。
未熟児で生まれたちっちゃな双子が、21歳になったのです。

今日は、残業を断って定時に帰ってきた。
帰りに酒屋で2リットルの生ビールを買ってきた。
ビーシュ(ビール系発泡酒)ではありません。(シツコイ)
息子たちと飲みたいと考えたのです。
家に帰るとKがいた。
シャワーを浴びて出た頃、女房が帰ってきた。
7時過ぎ、Uの帰りが分からないから、Kとメシにする。
「生ビール買ってきたから飲もう」
というと、
「今日は明日のゼミの準備をするからいいや」
とKがさみしいことをいう。
「ちょっとだけ飲めよ」
と私。
「じゃ、ちょっとだけ」
私はグラスに1杯つぐ。

Uは10時過ぎに帰ってきた。
私はテレビの前でいぎたなく寝ていた。
Uに生ビールがあるというと、
「飲む」という。
めずらしい。
今日は、“話しかけないでバリア”が張ってない。
女房がいろいろ話しかける。
メシが終わって立ち上がろうとするUに、
「まだいいじゃない。もう少し話そうよ。
   お金あげたんだから、その分だけでもいたっていいじゃん」
まるでホストにいうセリフだ。
Uはまた坐りなおし、グラスにビールを入れた。
誕生日プレゼントとして、息子たちにうちとしてはまとまった金をやった。
小遣いをふだんやってないので、奮発した。

2リットル、1280円の生ビールのささやかな誕生日でした。

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