前の家はシェアハウス

2022年05月14日 | 暮らし

今年始めだったか、昨年末だったか、私の家の前の空き家に何か人の動きがあった。
以前、うちの前の家には80歳ぐらいのおばあちゃんが住んでいた。
今住む家を8年前に私たちが買ったときは、妻だけが1人で住んでいた。
私はそのとき軽井沢で暮らしていて、佐久市で働いていた。
軽井沢から家に来たときに、長野県のお土産を買ってきては持って行っていた。
前の家のおばあちゃんも、どこかに行くとお土産を私たちにくれた。
そういう付き合いをしていたが、2年ほど前からおばあちゃんは家にいなくなった。
どうも身体の具合が悪くなり、施設に入ったという話を近所の噂で聞いた。
なのでそのときから、前の家は空き家になっていた。

昨年末、男の人が前の家に来て中を見ているようだったので話しかけると、
この家はある団体が所有し、これからそこが運営する、というようなことを聞いた。
今年になり、人の動きがあった。
そして3月ぐらいから人が住んでいるようだった。
ある日、その家に住む3人の青年が挨拶に来た。
これからその3人が、シェアハウスとしてその家に住むという。

先週、前の家に住む青年から「来週、フリーマーケットをやるので来て下さい」といわれた。
今日、買い物をして家に帰ると前の家に人がいた。
私が車を駐車場に入れているときに、妻が前の家の青年に声をかけられた。
あとで聞くと「フリーマーケットをやっているので来て下さい」といわれたようです。
それから妻は、うちの隣と後ろの奥さんに声をかけた。
しばらくして、隣の奥さんと後ろの奥さんとご主人、
それに私たち夫婦で、そのフリーマーケットを訪ねた。
表の商品もみて、家の中にも入った。
若い人たちの友人たちも来ていて賑やかだった。

青年の1人が、
「**さんは庭の手入れをキレイにしていて私たちの目標です」といってくれた。
「**さん、芝生は買ってきて植えたんですか?」と訊かれた。
「いや、芝が少し残っていたのですが、それが広がって今のようになったのです」
と正直なことを私は話した。

私は、いろんな意味でこの土地が盛り上がってくれたらいいと思うので、
若い人たちを応援したいと思います。
青年が「グリーンカレー作りました。食べて下さい」という。
私たちはグリーンカレーを注文して、それを持って家に帰った。
食べるところが狭いようだったからです。
グリーンカレー(1,000円)はとてもおいしかったです。

それにしてもこの老人の多い“鳩山ニュータウン”に若い人が来て住んでくれることは、
とても嬉しいことです。

コメント
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