高齢者こそ外出を

2022年05月15日 | 健康・病気

専門医が「高齢者こそ外出を」と語る理由 
「行ったことのない場所」への旅行で前頭葉を活性化

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/life/dailyshincho-856197

> 久しぶりに移動等の制限がなかった今年のGW。密になる場が多そうで怖い、
>と感じた人もいるだろうが、おびえて家にこもっているほうが、健康長寿か
>ら遠ざかってしまう。いまこそ外へ! 老年医学が専門の和田秀樹氏が健康
>増進するための心得を説く。

 ***

> 日本人の平均寿命は2020年の統計で男性81.64歳、女性87.74歳で、ご存じ
>のように世界でもトップクラスです。

> しかし、だれもが願う健康長寿を、この数字が直接表しているかというと、
>残念ながらそうではありません。心身ともに健康でいられる「健康寿命」は
>19年の統計で男性72.68歳、女性75.38歳。平均寿命との差が、男性で約9年、
>女性で約12年あり、それは病気や認知症などでだれかに介助されながら生き
>る平均期間を表しています。

> 充実した70代、80代をすごせるかどうかは、この期間をいかに元気で健康
>にすごせるかにかかっています。しかし、高齢者専門の精神科医として約35
>年間、6千人を超える高齢者を診てきた私は、いま心配でなりません。2年余
>りにおよんでいるコロナ禍を、いわれるままに自粛してすごした人と、同調
>圧力にもめげずに動き続けてきた人の間に、大きな差が開いてしまっている
>からです。

>「外に出るな」という同調圧力を素直に受け入れてきた70代、80代は、家に
>こもるうちに足や腰が弱り、前頭葉も刺激を受けず、心身ともに衰えてしま
>った人が目立ちます。一方、安くて空いているので旅行に行きやすい、など
>と開き直ってすごした人ほど、いま幸せそうな表情をしています。

この老年医学が専門の和田秀樹氏の文章を読んで、深く頷いた私です。
私はあと数日で70歳になります。
私はどちらかというと、
“2年余りにおよんでいるコロナ禍を、いわれるままに自粛してすごした人”です。
2020年8月にがんであることが分かり、治療のために2021年1月に仕事を辞め、
それからほとんど家にいる生活をしている。
1日5,000歩を歩くことを目標にしてウォーキングはしているが、
それ以外の運動はしていない。
現在外出していると、がんの治療のために頻尿で常にトイレのある場所を気にしている。
必ず紙オムツはつけているので、心は沈んでいます。
なるべく外出しないようにしている。

もし、がんの治療がうまくいってがんの再発がなくなり、
コロナも落ち着いてきたら旅行などしたいね、と妻と話している。
そういうときが私にくるのかどうか分かりませんが、
今はがんの治療に専念しています。

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