カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

けものが街にやってくる

2021年05月12日 | Weblog
管理人です。

職場から帰り、
お風呂に浸かってYouTubeを見ていると、
スマホに着信がはいる。

「もしもし?」
「ニホンミツバチを飼っている○○です」

現場で知り合った、週末養蜂家の方からの着信だ。
ニホンミツバチが大量に死んでいるという。
しかも、舌を出したまま。

松くい虫防除のための農薬散布情報を教えてあげたことがきっかけで、
知り合った方からの情報だ。
因果関係は不明だが、
確かに農薬を散布したことを役所に問い合わせ確認したという。

私は外来生物のアライグマが、
日本の野生生物に与える悪影響に関して、
調査を実施しているが、
この問題を放置していると、
ゆくゆくは人間へのしっぺ返しとなって返ってくるに違いないと思っている。

そんなときに出会った本が、
「けものが街にやってくる」羽澄俊裕著。

当事者同士で解決するよりも、
より多くの方々に、この農薬散布とニホンミツバチの大量死のことを
知っていただいた方が良いと思いますとアドバイスをして電話を切った。

人口減少社会と
野生生物がもたらす
災害リスク

という副題が気になる。
防災士でもあるし。


コメント
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