らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ホタルブクロ(蛍袋)の花

2009-05-23 | 

ホタルブクロ(蛍袋)の花をご存知でしょうか?

草丈は30㎝~80㎝。茎先に下向きにつく花は長さ5~8㎝の大きな釣鐘形をしています。
花色は紅紫色で、花の内側には紫色の斑点がたくさんあります。最近では白色の品種も栽培されているようです。

今日は我が家に咲いた鉢植えのホタルブクロ(蛍袋)の花をご紹介します。

・これが我が家のホタルブクロ(蛍袋)の花です。
 花の長さは6cm、草丈は50cmほどあります。


ホタルブクロの原産地は日本、朝鮮半島、中国で、日本では各地の山野によく見られるようです。

キキョウ科、ホタルブクロ属に属する多年草で、別名をチョウチンバナ(提灯花)と言います。
また、学名はCampanula punctata 。 Campanula(カムパヌラ)はラテン語で「小さな鐘」、punctataは「細点のある」との意味で、いずれも花の形や特徴からつけられているそうです。
英語でも「Bell  flower((鐘の花)」と言い、これも同様に花の形からつけられているといわれています。

・ホタルブクロの花冠(内側)です。紫色の斑点がたくさんあります。 
 学名のpunctata「細点のある」は、花冠(内側)にあるこの斑点を指しているといわれています。


名前の由来は、子供たちが花の中に蛍を閉じ込めて遊んだからとか、蛍のその明かりが外へ透けて見えることからなど言われています。
また一説には、提灯の古名を「火垂(ほたる)」と言い、その提灯に似ているので「ほたる」、それが蛍になったなど諸説あるようです。


蛍を捕まえて花の中に閉じ込めると、その明かりが外へ透けて見えてとても幻想的といわれています。
名前の由来の一説となっていることから、出来ることなら一度試してみたいですね。


「花言葉」  愛らしさ、誠実、忠実