今年の我が家のキウイ栽培についてご紹介します。
先ず、キウイの概要について調べました。
キウイは、マタタビ科マタタビ属の雌雄異株の落葉蔓性植物で、シナサルナシという中国原産の植物が1904年にニュージランドに移入されて栽培され改良されたものだそうです。
次に、キウイの世界最大の生産地はイタリアで年産50万トン弱と言われています。次いで中国の30数万トン、ニュージランドは第3位で30万トン程だそうです。
日本は33千トン程度の生産量といわれており、その内、最大の生産県は愛媛県で8200トン、全国シェアは25%を占めているそうです。次いで福岡県、和歌山県となっています。(2007年度のデータ)
我が家も十数年前からキウイを庭植えで栽培しています。
キウイは雌雄異株の落葉蔓性植物なので雄木と雌木の2本を植える必要がありますが、狭い庭に植えている我が家では、雌木に雄木を接木して1本の木で栽培しています。
・5月の初旬に開花した雄花です。
同じ木に雌雄の花が咲きますが、咲く時期については雄花が早く5月の初旬から咲き始め、雌花は中旬から下旬にかけて咲きます。
この開花のズレは接木で1本に咲かせても、雌雄別々に植えても変わりありません。この開花のズレは受粉に影響してきます。
昨年は雌花が咲いた頃は雄花は殆ど咲き終わっており、更に、数日続いた降雨によって全く受粉ができず、果実の肥大が見られませんでした。
今年も昨年同様、雌雄花の開花時期のズレと降雨によって殆ど受粉ができていません。
・5月中旬に咲いたキウイフルーツの雌花です。
・花の中央の白いところが雌しべです。受粉後これが大きくなって幼果になり、更に肥大してキウイフルーツになります。
5月中旬に咲いた我が家のキウイは、開花から1ヶ月ほど経過し、雌花が可愛い幼果に変わってきました。
キウイフルーツの成長は早く、2ヶ月位で収穫果実の80%くらいの大きさに成長すると言われています。
このため、大きなキウイを生産するには摘果作業が重要になります。
摘果の目安は、1結果枝当たり2~3果になるように枝元、枝先の順に摘果します。理想的には果実1個に対して葉を5~6枚つけるようです
・摘果前のキウイの幼果です。
摘果後の作業としては6月上旬と9月上旬に「追肥」として化成肥料を施肥します。
更にキウイは乾燥に弱いので、夏の水遣りを欠かさないようにします。
もし害虫がつくようであれば予防駆除します。
・これがキウイの幼果です。 同じように開花しても受粉の成否によって大きさが変わってきます。
「キウイの栽培方法」
・「剪定」 12月~1月に冬剪定を行います。(2月下旬に剪定すると樹液が切口から出てきて樹体を弱らせます。)
6月~7月に夏剪定を行います
・「肥料」 1月に、幹から1m程度のところに四ケ所の溝を堀り、市販されている寒肥を入れています。
・「受粉」 5月中旬に開花したら雄花の花粉を雌花に人工受粉します。
・「摘果」 開花後2ヶ月くらいで収穫果実の80%くらいの大きさになります。
沢山花が咲いたときには、長果枝で3~4個、短果枝で2個を目安に摘果します。中央を残すように枝の基部、先端の順に摘果します。
・「収穫」 11月頃、霜の降りる前に収穫します。
・「追熟」 収穫後追熟します。
方法は買い物袋の中にキウイとリンゴを入れて結んでおきます。1週間から10日ほどで柔らかくなりますので、その頃から食べられるようになります。
先ず、キウイの概要について調べました。
キウイは、マタタビ科マタタビ属の雌雄異株の落葉蔓性植物で、シナサルナシという中国原産の植物が1904年にニュージランドに移入されて栽培され改良されたものだそうです。
次に、キウイの世界最大の生産地はイタリアで年産50万トン弱と言われています。次いで中国の30数万トン、ニュージランドは第3位で30万トン程だそうです。
日本は33千トン程度の生産量といわれており、その内、最大の生産県は愛媛県で8200トン、全国シェアは25%を占めているそうです。次いで福岡県、和歌山県となっています。(2007年度のデータ)
我が家も十数年前からキウイを庭植えで栽培しています。
キウイは雌雄異株の落葉蔓性植物なので雄木と雌木の2本を植える必要がありますが、狭い庭に植えている我が家では、雌木に雄木を接木して1本の木で栽培しています。
・5月の初旬に開花した雄花です。
同じ木に雌雄の花が咲きますが、咲く時期については雄花が早く5月の初旬から咲き始め、雌花は中旬から下旬にかけて咲きます。
この開花のズレは接木で1本に咲かせても、雌雄別々に植えても変わりありません。この開花のズレは受粉に影響してきます。
昨年は雌花が咲いた頃は雄花は殆ど咲き終わっており、更に、数日続いた降雨によって全く受粉ができず、果実の肥大が見られませんでした。
今年も昨年同様、雌雄花の開花時期のズレと降雨によって殆ど受粉ができていません。
・5月中旬に咲いたキウイフルーツの雌花です。
・花の中央の白いところが雌しべです。受粉後これが大きくなって幼果になり、更に肥大してキウイフルーツになります。
5月中旬に咲いた我が家のキウイは、開花から1ヶ月ほど経過し、雌花が可愛い幼果に変わってきました。
キウイフルーツの成長は早く、2ヶ月位で収穫果実の80%くらいの大きさに成長すると言われています。
このため、大きなキウイを生産するには摘果作業が重要になります。
摘果の目安は、1結果枝当たり2~3果になるように枝元、枝先の順に摘果します。理想的には果実1個に対して葉を5~6枚つけるようです
・摘果前のキウイの幼果です。
摘果後の作業としては6月上旬と9月上旬に「追肥」として化成肥料を施肥します。
更にキウイは乾燥に弱いので、夏の水遣りを欠かさないようにします。
もし害虫がつくようであれば予防駆除します。
・これがキウイの幼果です。 同じように開花しても受粉の成否によって大きさが変わってきます。
「キウイの栽培方法」
・「剪定」 12月~1月に冬剪定を行います。(2月下旬に剪定すると樹液が切口から出てきて樹体を弱らせます。)
6月~7月に夏剪定を行います
・「肥料」 1月に、幹から1m程度のところに四ケ所の溝を堀り、市販されている寒肥を入れています。
・「受粉」 5月中旬に開花したら雄花の花粉を雌花に人工受粉します。
・「摘果」 開花後2ヶ月くらいで収穫果実の80%くらいの大きさになります。
沢山花が咲いたときには、長果枝で3~4個、短果枝で2個を目安に摘果します。中央を残すように枝の基部、先端の順に摘果します。
・「収穫」 11月頃、霜の降りる前に収穫します。
・「追熟」 収穫後追熟します。
方法は買い物袋の中にキウイとリンゴを入れて結んでおきます。1週間から10日ほどで柔らかくなりますので、その頃から食べられるようになります。