らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

悩ましい大根

2010-06-24 | 家庭菜園

今日は芸術品的大根をご紹介します。

春植えのキャベツやブロッコリー、根菜類などの栽培は、アオムシなどの害虫被害が多いため家庭菜園では難しく、私は今まで余り栽培していませんでした。
しかし、今年は春先からの野菜値段の高騰もあって、大根、キャベツ、ブロッコリーの春野菜の栽培を試みました。
案の定、3月下旬から4月にかけての気温の上昇と共にアオムシやヨトウ虫などの被害が見られるようになりました。
そこで、害虫の蝕害が見受けられる都度、害虫の捕獲や早めの殺虫消毒液の散布を行いました。
その結果、思っていたよりも害虫被害が少なく、比較的順調に生育しました。

・大根の畝です。


地上にできるキャベツなどの野菜は順調でしたが、根菜類のように地下にできるものはモグラや上の画像に見られるように土の塊などで変形が目立ちました。
私の畑の畝の下はモグラが縦横無尽に穴を開けており、大根などの根菜類には満足できる畝ではないようです。
このため、真っ直ぐ伸びた根菜類は少なく、何本にも分かれゴボウや人参、びっくりするような芸術品的大根などができます。

今日はその中でも滅多に見られない逸品をご紹介します。
先日、大根を4本収穫したところ、その内の1本に彫刻したような芸術的価値の高い?「悩ましい大根」がありました。
今まで何年も家庭菜園で大根を栽培していますが、このような大根を見たのは初めてです。


「芸術品的大根発見(収穫)の経緯」
 家内 「お父さんちょっと来て! これ何?」
  私  「おっ! すごいなー。こんな大根もできるンやなー。「これは珍しい!」
     「早速ブログに載せよう」

こんな具合で写真には撮りましたが、当初は、果たしてブログでご紹介して良いものか?迷いました。
しかし、滅多にできない自然の芸術作品でもあることからご紹介することにしました。
この大根、見事に二股に分かれており、足の長い八頭身美人のように見える「悩ましい大根」です。
庭の草花に立てかけて撮影したところ、まるでモデルの裸婦が緑の草畑の中に立ってポーズをとっているように見えませんか?

・初めて見る芸術的価値の高い?大根です。


読者の皆さんはこのような大根をご覧になったことがありますか?
このような大根は栽培者の意思で作れるものではありません。正に自然にできた貴重な芸術作品です。
この貴重な芸術作品は、翌日には大根おろしとなって消えていきました。