最近、各地に道の駅ができ、地元の野菜や果物、特産品などを直売して賑わっていますね。
ドライバーにとっては立ち寄るのが楽しみの一つとなっているのではないでしょうか?
更に海の駅も最近耳にするようになりました。
勿論、駅と言えば鉄道の駅ですが、今日はこの駅について調べました。
日本では鉄道の開業当初は駅のことを「ステーション」とか「ステンション」と言っていたようですが、これは、鉄道が開業された当初「station」と云う英語をどのように訳すか確定されなかったためのようです。
その後、明治10年代くらいからは訳語の「停車場」が用いられるようになり、正式に「停車場」が使われるようになりました。
「駅」はもともと律令制で、公用の旅行や緊急の通信のために駅馬や人夫を常備していた所で、五畿七道(ごきしちどう)の三十里ごとの道にありました。
旅人を泊めたり、荷物を運搬する人や馬を中継ぎするところだったようで「宿場」の役割をはたしていたようです。
しかし、この宿場としての駅も明治中頃には姿を消し、新しい交通手段の鉄道に引き継がれました。
鉄道には「停車場」という正式名称がありましたが、より音節が少ない「駅」が次第に一般的な呼び名となり、現在に至っているそうです。
なお冒頭に書いた海の駅とは、誰でも、気軽に、安心して、楽しめる施設であり、車で陸から、プレジャーボートで海から、どちらからでもアプローチできるマリンレジャー拠点のことです。