昨日の大阪泉州地方は冷たい雨が一日中降り続きました。
季節が一歩、また一歩進んで、短い秋もそろそろ終わりに近づいてきているようです。
7日には立冬を迎え、暦の上では既に冬に入っており、天気図でも西高東低の冬型気圧配置をよく目にするようになりました。
そんな中、私の畑では、秋の七草の一つ撫子の花が秋を惜しむかのように咲いていたので撮影しました。
・ピンクのカワラナデシコです。
ナデシコ(撫子)という呼び名は、ナデシコ科の一群の草本の総称で、見ていると思わず撫でてしまいたくなるような可愛い花という事から付けられたそうです。
別名の大和撫子は、中国原産のセキチク(唐撫子)と区別するために付けられた名前で、日本女性の清楚な美称にもなっています。
・5弁の花びらがとても美しいです。
「カワラナデシコ」はナデシコ科ナデシコ属の多年草で、名前は河原に多く見られるナデシコと言うことからその名がついたと言われています。
原産地は日本、朝鮮半島、中国で、日本では本州以西の四国、九州に広く分布するほか、沖縄諸島に少数が自生しているそうです。
カワラナデシコは5枚の花弁の先端が深く裂けて糸のように細くなり、優しい感じがする美しい花です。
・白色のナデシコは清楚で、ピンクに劣らず美しい花です。花ことばは「可憐、貞節」