らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

パンパスグラス

2013-09-14 | 

先日、NHKのステーションブレイク、所謂、番組と番組の間のスポットで「パンパスグラス」を紹介していました。
その中で、今月いっぱいが見ごろだと紹介していたので、早速、長池の散歩コース沿いに植えられているこの花を撮影してきました。

パンパスグラスはイネ科シロガネヨシ属の多年生植物で、別名を「銀葦(しろがねよし)」と言います。
原産地はブラジル、アルゼンチン、チリなどの南米大陸の草原地帯で、日本には明治時代の中ごろに渡来したそうです。
ふわふわした巨大な花穂が特徴の植物で、草丈は2~3mくらいにまで伸びます。
耐寒性があって、性質はきわめて強く、一度植えると年々大株に生長するようです。

・これが長池公園の散歩コース沿いにあるパンパスグラスです。


パンパスグラスは薄(すすき)を大型にしたような植物で、うす茶色で羽毛状の穂が大変美しい花です。
この植物は大きく成長することや花穂をつけた姿が見栄えすることから、公園・花壇の植栽や道路分離帯の緑化などに用いられる場合が多く、花穂は活花やドライフラワーに使われるそうです。

・パンパスグラスの花穂です。


名前の由来はアルゼンチン近辺の草原地域の名前の「パンパ」地方に生えているグラス(草・芝)からだそうです。

・ススキの葉のように細長い葉はフチがピンと貼った紙のようにするどく、不用意にさわると手が切れることがあるので注意が必要とのことです。