らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

国道

2014-08-01 | 雑学

夏休みの期間中、土日の連休には家族連れの車などで道路の混雑が常態化しています。
特にお盆の時期には数十キロに亘る渋滞が毎年の恒例となっています。
今年も大変な混雑が予想されていますので、お出かけの節はくれぐれも交通事故に注意していただきたいと思います。
さて、今日は日本全国に張り巡らされている国道について調べてみました。

国道とは、国が管理する道路で全国の重要な幹線道路です。
太平洋沿岸には1号線、4号線が、瀬戸内、九州には2号線、3号線が繋がれ、北海道には5号線、12号線が伸びており、北海道から九州まで国道で繋がっています。
このように国道と言えば長い道路を想像しますが、同じ国道でも短い道路もあります。

国道のうち、一番短い道路はどのくらいの距離だと思われますか?

調べてみると、日本で一番短い国道は神戸にありました。
神戸港と神戸市中央区の国道2号線を結ぶ国道174号でその距離は僅か187mだそうです。
この国道は神戸港の物資流通のため欠かせない重要な道路となっているそうです。

また、岩国空港と岩国市麻里布町の国道2号線を結ぶ国道189号は全長360mの長さであり、他にも、東京都港区芝1丁目から東京港方面へ伸びる国道130号は全長480mだそうです。

一方、最も長い国道は東京日本橋と青森市を結ぶ国道4号線で、全長740㎞です。
これは江戸時代に開設された日光街道と奥州街道に当たり、当時から政治・経済・文化を支える重要な道路で、現在でも関東と東北を結ぶ大動脈となっています。
次いで長いのは、国道9号線(京都~下関)の638㎞、国道1号線(東京~大阪)の562㎞だそうです。

珍しいところでは、自動車が通れない国道もあるようです。
青森県と北海道を結ぶ国道279号と280号は海の上が国道として指定されており、更に、津軽半島を通る国道339号は階段になっている区間があって、そこには「階段国道」という標識が建てられているそうです。

国が管理する重要な道路でもいろいろあるものですね。