らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

男と女の記号

2014-08-17 | 雑学

今日は男と女の記号の由来を調べました。

男と女、或いは雄と雌の記号とは、「♂」と「♀」ですが、私は昔からその区別がつかず、覚えたと思ってもすぐに忘れてしまうと言う、苦手な記号の一つです。

「♂」の記号は火星を表す占星術記号で、嘗ては天文学で使われていたようです。
そして「♀」は金星を表しているものだそうです。

古代ローマ時代に火星は軍神マルスの星とされ、火星の英語読みマーズはマルスからきた言葉だそうです。
マルスのトレードマークは「♂」で、これは槍と盾を組み合わせたもので、その猛々しさから男性のマークとされたようです。

一方、「♀」は金星を表しているもので、金星は美しく明るく輝くため、古代ローマでは美の女神であるヴィーナスの星とされており、「♀」はそのヴィーナスが手鏡を持っているところとされ、ヴィーナスの美しさからこれが女性のマークとされたそうです。

但し、当時からこれらが男女のマークとして決まっていた訳ではなく、このマークを初めて男女に当てはめたのは植物分類学の父と言われているスウェーデンの学者カール・フォン・リンネ(1707年5月~1778年1月)で、各々の記号を雄の個体、雌の個体として用いたのだそうです。