らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

尺八

2014-08-23 | 雑学

時代劇の映画やドラマを観ていると、虚無僧が尺八を吹くシーンがよく現れます。
尺八はご存知の通り、管長一尺八寸(約54.5㎝)を標準とする日本の伝統的な竹製の縦笛ですが、今日はその起源について調べました。

・虚無僧と尺八です(ネットより)


尺八は奈良時代に中国から唐楽の楽器として伝来したといわれていますが、飛鳥時代との説もあるようです。当時の尺八は古代尺八と呼ばれ、正倉院や法隆寺に保管されているそうです。

その後、国内で独自に変化し、寸法なども変わったようです。
時代劇では、江戸時代に禅宗の一派である普化宗(ふけしゅう)の虚無僧が尺八を吹きながら全国を回った様子が演じられていますが、当時から尺八は法器としての扱いを受け、一般人が楽しむことや他楽器との合奏は禁じられていたということです。
明治になって普化宗が廃止されると一般人が尺八を習うなどして徐々に楽器が広まっていったということです。

子供の頃、実家に尺八があったので吹いてみましたが、まったく音が出ませんでした。
父親がたまに吹いた時には音が出ていましたが、曲を吹いていたのか音だけだしていたのか子供の私には分かりませんでした。
尺八の演奏はいまだに難しいと言うイメージがあります。