らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

蛙の子

2014-08-12 | 雑学

台風11号は昨日午前中に北海道の西の海上で温帯低気圧に変わりましたが、今回の台風は全国各地に甚大な被害をもたらしました。
当地では幸いにも被害はなく、田んぼでは蛙が賑やかに鳴き、オタマジャクシもよく見かけます。

ところで、諺では「蛙の子は蛙」と言っていますが、蛙の子はオタマジャクシですよね。
では何故、蛙の子がオタマジャクシではなく「蛙」なのでしょうか?
調べてみました。

「蛙の子は蛙」とは、カエルは、子供の頃はオタマジャクシで親とは似ても似つかない姿ですが、オタマジャクシも成長すれば親と同じようにカエルになることから。「蛙の子は蛙」と言われるようになったと言うことです。

この諺を広辞苑で調べると、『何事も子は親に似るものである。子は親の進んだ道を歩むものだ。また、凡人の子は矢張り凡人である。』と説明しています。

この言葉は「所詮、蛙の子は蛙」という揶揄した意味合いが含まれており、決して褒め言葉ではないことから、目上の人に対してや褒め言葉として直接使用することは避けべきで、例えば、祝辞などで「蛙の子は蛙と言いますか、お父様に似て立派な息子さんです」 等の表現は、誤用なので注意したいと言うことです。