関西に住んでいる私はお好み焼きが好きで、家庭でも作ることがあります。
でも東京が舞台のドラマではもんじゃ焼きを食べるシーンを観ることはありますが、お好み焼きのシーンは観た事がありません。
東京はお好み焼きよりももんじゃ焼きが主流なのでしょうか?
私は未だもんじゃ焼きにお目にかかったことがありませんが、今日は「もんじゃ焼き」について調べました。
調べてみると「もんじゃ焼き」は東京名物だそうです。
昭和の中頃まではどの町の駄菓子屋にも鉄板が用意してあって、その場で焼いて食べられる子供の食べ物だったようです。
もんじゃ焼は、小麦粉を薄く水で溶き、キャベツなどの具と一緒に焼いた駄菓子だそうで、下町の子供たちはこれを焼く時に小麦粉水で文字を書いて遊びながら食べたそうで、そこから「文字焼き」と呼ばれるようになり、なまって「もんじゃ焼」と呼ばれるようになったと言うことです。
更に、もんじゃ焼きの歴史を調べると、お好み焼きより古いそうです。
もんじゃ焼きの起源は「麩の焼き(ふのやき)」という菓子にまでさかのぼると言われています。
これは小麦粉の薄い皮に味噌や砂糖を塗って巻いたもので、茶会の茶菓子として千利休が好んで作らせたと言われています。
この麩の焼きは、江戸時代末期になると、味噌のかわりに餡(あん)を巻く「助惣焼(すけそうやき)」が登場し、更に明治になると、東京を中心とした地域で「もんじゃ焼き」が生まれたということです。
もんじゃ焼き、一度は食べてみたいですね。