秋の彼岸は「秋彼岸」と言い、単に「彼岸」と言えば春の彼岸のことを指します。
「秋彼岸」の期間は、秋分の日をはさんだ前後7日間(今年は9月20日~26日)で、
最初の日が「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」と言います。
毎年この時期になると畑の周りに彼岸花(曼珠沙華)が咲きます。
今年も咲き始めましたのでご紹介します。
・彼岸花(曼珠沙華)の蕾です
・名前の由来は、この花が彼岸の頃に咲くところから付けられたようです。
曼珠沙華とも言われています。
・真っ赤な独特の花ですね。
・真上から見た彼岸花(曼珠沙華)です。8個の花が放射線上に咲いています。
・彼岸とは、煩悩を脱した境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世を、こちら側の
岸「此岸(しがん)」と言うのに対して、向こう側の岸を「彼岸」と言っています。
「彼岸の迎え方」
・彼岸の入りまでに仏壇や仏具、お墓等をきれいに掃除しておきます。
・彼岸の期間中は仏前に花や彼岸団子(秋は「おはぎ」)、季節の花や旬の果物など
をお供えます。
・灯明や線香なども絶やさないようにしましょう。