永田町の全国町村会館。
名前からすると、自治体勤務じゃないと泊まれないような印象がありますが、
どこの誰にもオープンな宿泊施設です。
部屋もスペイシー&クリーン、
アメニティもミニマム&エッセンシャル、
なにせ、
リーズナブルなコストで宿泊できるのと、
場所もコンビニエント。
いいと思います。
カタカナを連発したのは、
特に意味はありません。
全国町村会館
東京都千代田区永田町1-11-35
03-3581-0471(代表)
9,000点に及ぶ所蔵品から選りすぐった絵画作品を前に、
気鋭の演奏家たちが演奏を繰り広げるという、
東京国立近代美術館開館60周年記念イベント。
「Concerto Museo」(コンチェルト・ムゼオ)。
(2012年8月時)
音楽家自らも美術作品のセレクトに参加、
絵画から得られるインスピレーションが
演奏にどのような効果や与え、
輝きを加えるか、
『絵と音との対話』
という、
通常のコンサートとは一味違った、実験的コンサート。
さすが、国立。
着眼点がイイし、思いつきを実行してしまうところが、
MOMATだからこそ、ってことか。
画家と作曲家がいかに交流し、
(マーラーとクリムトとか)
いかに影響し合ったのか、
ってことにずっと興味があったので、
この企画は、まさにわが意を得たり、
楽しみにしていました。
コンサートの前に約30分間のプレ・トークがあって、
当日演奏する方へのインタビューがあり、
音楽と絵画の解説と、
演奏家の方々の音楽に対する思い入れや解釈を聞いた上での、
コンサートは、とても聞き応えがあるものでした。
オスカー・ココシュカによるアルマ・マーラーの肖像。
この肖像画を傍らに、
女性の愛を歌った人気の声楽曲「女の愛と生涯」、
アルマ本人作曲の歌曲、シェーンベルクのピアノ曲他を演奏。
事前に絵をじっくり見てるから、
自分なりの解釈を持って音楽に入り込むことができ、
サロンをイメージして中世にトリップです!
ただ一つ欲を言えば、
音楽家と一緒に、絵を描く方の意見も同時に聞けたら
世紀末の臨場感がもっと出たかも!
これ、
なんと入場料無料のイベントでした。
アルマ・マーラーの傍らで(2012年8月11日(土))
開場13:30/プレ・トーク14:00-14:30/開演15:00
【展示作品】
オスカー・ココシュカ《アルマ・マーラーの肖像》1912年
イケムラレイコ《横たわる少女》1997年 ほか
【演奏曲】
ロベルト・シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」(全曲)
アルノルト・シェーンベルク:6つの小さなピアノ曲
アルマ・マーラー:静かな町、僕は花のもとをさまよう ほか
アルバン・ベルク:夜鶯
【出演】
金持亜実(かなじ あみ/ソプラノ)
岩田友里(いわた ゆり/メゾソプラノ)
斉藤雅昭(さいとう まさあき/ピアノ)
東京国立近代美術館60周年記念
「Concerto Museo / 絵と音の対話」
8月10日(金)~8月12日(日)
東京国立近代美術館。
The National Museum of Modern Art,Tokyo。
略称、MOMAT。
北の丸公園内の国立美術館。
本館、フィルムセンター(京橋)、工芸館から成る。
明治時代後半から現代までの近現代美術作品
(絵画・彫刻・水彩画・素描・版画・写真など)
を随時コレクション。
そして、
常時展示した初めての美術館で、
それまで企画展等で「借り物」の展示を中心に行われていた
日本の美術館運営に初めて「美術館による美術品収集」をもたらした。
収蔵品は9000点超におよぶ。
(ウィキペディアより)
1952年オープン。
2012年、開館60周年を迎えた。
東京国立近代美術館
東京都千代田区北の丸公園3番1号
開館時間 10:00~17:00(金曜日のみ20:00まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
竹橋。
たけばしと読む。
北の丸公園の橋。
トップ写真の清水濠の上に架り、
一ツ橋一丁目と北の丸公園とを結んでいる。
この一ツ橋は、一つ目の橋の意で、
一ツ橋家とは関係がないらしい。
江戸の頃は主として、
大奥への通路にとして使われていたとのこと。
明治11年(1878年)には、
西南戦争後の処遇を巡り、兵士らによる騒乱が起きている(竹橋事件)。
江戸城周辺には、歴史が散在しています。
現在は、
内堀通り竹橋交差点と千鳥ヶ淵交差点を結ぶ公道、
代官町通りにあり、
橋の横には、
毎日新聞東京本社、
東京国立近代美術館
がある。