三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

騎馬戦

2006年06月05日 06時51分07秒 | Weblog

きのうは天候に恵まれて、ついに子どもたちの運動会決行。
ことしは息子も小学校5年生ということで、
騎馬戦に初参加です。
子どもの通う小学校では、高学年による騎馬戦が恒例イベント。
全国的には、運動会ではこうした危険を伴いそうな競技は
廃止されている方向と聞きます。
まったく馬鹿げた傾向ですね。やっぱり血をたぎらせるような
こういう格闘系の競技の持つ野性的な教育効果、
絶対になくしてはならないと思います。
極限まで高まる、競技開始前の緊張感、
開始してからの忘我の中の判断力、
勝つ喜び、負ける悔しさ。
すべてが素晴らしい。

ことしは、結構大差がついちゃったんですけど
5年女子~5年男子~6年女子~6年男子と順番に
勝ち抜き戦が進行して行くと、会場のボルテージも最高潮です。
敗色濃厚になった赤組の下級生から、自然に
「赤がんばれ!」の声援が盛り上がったシーンでは
思わず目頭が熱くなってきましたね。
って、その後、赤組、実際に2連勝したんです。
声援には絶対に、力があるんです。
もちろん勝負事、少し遅れて同じように白組下級生からも
熱い声援が盛り上がり、おおいに勇気を振るいあいました。
わが息子も、ことし初参戦。
パートは左足。ということで、会場で夫婦で
「左足、がんばれー」という応援をしていまして
周囲の笑いを取っておりましたが、でも必死の応援。
最後の勝ち抜き戦ではあえなく負けましたが、
その前の陣取り戦、団体一斉対抗戦では勝利しました。
息子も、勝利の喜びと敗北のくやしさの両方を体験できました。
でも先生たちは勝敗判定と、こどもたちを
気遣い、守るのに、大変だったと思います。
きのうも最後の大将同士のエキジビション戦では、ちょっと
ひやっとする場面もありましたが、先生たちの
機敏な判断で大きなけがはなかったようです。
この伝統を守って行くためには、こうした努力が絶対に大切です。
まさに、お疲れさまでした。これからもどうぞよろしく。

試合が終わった後、
負けた赤組の大将か、副将の騎手役だったらしい男の子が
お母さんや親戚のおばさんたちのところに来て
さめざめと、悔し涙にむせんでおりました。
こういう姿を見ていると、男親としてはなんとも、いとおしい。
そうなんです、男の子はこうやって育って行くんですよね。
いくつもいくつも、みっともないと思うくらい負ける経験を積み重ねて
はじめて男の子は一人前なんだなぁと、
胸の奥がジーンと打たれた次第です。
でも、あそこまで悔しい気持ちを持てるというのは
本当に素晴らしいなぁと思いますね。
そういう子は、絶対に立ち直るのも早いと思います。

騎馬戦を経験し、ひとつの馬としては勝利も敗北も経験し、
団体では勝利したわが息子。
帰ってきて、興奮冷めやらぬままの目が輝いていました。
その後、友達と家でひと遊びしたあと、
ふと気づいたら、着衣のまま、泥のように寝ちゃっていました(笑)。
寝顔も、なんとなくたくましくなったかな。
って、親ばか丸出しのブログ、申し訳ありません(笑)。
コメント
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