27日から家族旅行で関東に来ています。
わが家は、娘が沖縄那覇、坊主は神奈川にいるので、
父母が札幌から関東に来て落ち合うのがいちばん合理的。
1日遅れた娘ともきのう合流できて、楽しい家族旅行中。
なんですが、知人のいわきの豊田設計さんから案内があって、
震災で取り壊される運命だった中之作地域に建つ古民家を
地域のみなさんのコミュニティの場としていっしょに再生利用させようと
がんばっているイベントとして
年末餅つき大会をやる、ということで、
足を伸ばして、福島県浜通りまで遠征したのであります。
そんなかれの生き様を、わが家の家族にも感じさせられたら、と
遠路はるばると訪問した次第です。
この古民家のことは,Replan誌面や東北の住まい再生情報誌などでも
取り上げてきているのですが、
住宅建築と言うことを超えて、
地域のひとびとの元気を呼び起こす行動だなぁとリスペクトしています。
まぁそれはそれとして(笑)
なんといっても、餅つきって無条件に楽しい。
日本人が寄り集まって祭りをするという機縁として
もっともふさわしいイベントだと思います。
しかも、この餅米自体、近在の勿来~なこそ~地区でみなさんが
自ら手植えして育ててきたお米なのだそうです。
それを刈り取って、しかもそれを自家製の「かまど」まで造作して
薪の燃料で炊きあげて、
集まったみんな、老若男女みんなで餅つきしようというのです。
まことにすばらしい。
わが家坊主も餅つきを体験させてもらいましたが、
腰つき、イマイチではありましたが(笑)、無事につきあげた。
熱い思いがこっちにも伝わってきて、
すがすがしい気分を共有させてもらいました。
でも豊田さんもかわいい1歳の息子さんも、奥さんも
実は風邪を引いてしまっていて、インフルも疑われるというので
ご家族には窓ガラス越しのご挨拶になってしまった。
準備とかなんとか、いろいろ大変だったのではないかなぁ・・・。
早く元気回復してもらって、
さらに地域の元気を盛り立てていって欲しいと
願わずにはいられません。
お土産に購入させていただいた「のし餅」、
こどもたちのお正月祝いに持たせてやりたいと思います(笑)。