りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

谷仕切り網(鴨猟)

2011-10-15 | 野鳥
<ナチュラリスト自然ふれあい塾>ー「伝統谷仕切り網山小屋」周辺を歩くーに参加しました。

当地区でも、古洞ダムができるまで、三熊集落で200年以上にわたって引き継がれてきた鴨(マガモ=アオクビと呼んでいます)猟です。

射水市では、今でもわずかな人たちで受け継がれています。山小屋です。


谷の間に網を渡して、鴨(夜行性)が餌場に飛び立つ時や帰ってくる時に網を上げる猟です。


ポールに滑車受けがついています。
    

鴨猟は、11月15日から2月15日まで行われます。

中部北陸遊歩道のすぐ横です。


周辺の池(7ヶ所)には珍しい冬鳥たちも訪れるようです。



○笑い話
 かって夫(転勤族)の持ってきた座布団から、羽のようなものが出てきました。気持ち悪くなってそっとしてたら、
『中身は綿ではなく鴨の羽毛だったんです。』…すごい贅沢なことです。昔から羽毛入り(ダウン)半纏も作ったそうです。
 
亡義母が、いただいた鴨(頸を羽の下に入れて、番でのが最高のお歳暮)の羽をむしり、料理していました。鴨は捨てるとこはないそうです(胃袋の中身だけ)。骨と皮は包丁の背でたたいて団子を作ります。おいしいだしが出ます。

当時を思い出しながら、企画されたKさん、Oさんのお話を聞きました。

周辺は、生き物や植物も豊か、次回アップします。

○今朝の新聞に、常願寺川に、冬の使者コハクチョウ12羽が今季初めて飛来したという記事が載っていました。
 いよいよ冬鳥の季節ですね。当地区の田尻池にも、優雅が姿が見られるのももうすぐですね。

帰り道、いつものノスリが電柱の上に。
コメント (4)
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