背負わせる1歳のイベント、リンキチです。
我が家のせがれクンも先日、1周年
アニバーサリーを迎え、その誕生イベントの
一つとして一升餅背負わせ大会の儀式を
執り行いました。日本の行事、習わしを
伝承していこうシリーズの一環です。
一升餅背負わせ行事は子供の一歳の誕生日の
お祝いに一升と一生を掛けて「一生丸く
長生き出来るように」とか「一生食べ物に
困らないように」等の意味を込めて行います。
丸くというのは丸い一升餅という事です。
一升餅を1歳の子供に風呂敷や餅袋等で
背負わせ、一生の重みを感じさせる、そして
子供が背負って立てない姿や転ぶ姿を将来への
夢や希望の願いを込めて見守る行事でもあるとか。
転ばせ餅と言って立って歩いてしまう子供の場合、
わざと転ばせてしまう方法、地域もあるようで
その方法ややり方は地域や各家庭によっても
異なるようです。
特にリンキチもこのイベントを自身が経験した
という記憶はないし、親もやってないとの事
ですが本人に記憶はなくとも写真で残して
おけば将来、子供が大きくなった時に
こういった行事をしてきたんだよと教え、
伝える事ができるかなと。
で、一升餅ですがイベント終了後は参加者、
というか観覧者、傍観者たちで分けるのが
基本です。大きな丸餅タイプの一升餅だと
切ったりとか色々と大変なので最近では
こういった分けやすい小分けの一升分の
紅白丸餅があり、これをリュックに詰めて
背負わす事になります。
餅入れ背負わせ用リュック付きです。
しかもこちらは餡子入りなので終了後の
お茶受けとして即利用可能。
本当は名前入りの丸い一升餅を風呂敷で
背負わす、のが正統派っぽいけど。
これは通販で購入して冷凍状態で送られてきます。
前日までに事前送付なら当日朝まで冷凍保存で
その後、自然解凍です。直前まで冷凍だと
背負わせて冷たいとか、その後凍っていて
食べられないとかあるのでご注意を。
イベント前に皆で昼食を。この後、
せがれクンには大変な試練が
待っております。
食事後に早速、背負ってもらう。
やはり結構重いらしくハイハイの体勢も
取れず、泣く。
空のリュックを背負わせてから餅をどんどん
入れていく方法と先に餅を全部詰め込んで
背負わせる方法がありますが後者で行った
結果です。
おっ!、少し背負ってハイハイで動けたゾ。
えらい!でもすぐストップ。
小分け餅の利便性をいかし、ちょっと中身を
減らしてみる。でも時すでに遅しで全力で泣く。
じぃじも心配です。
儀式終了後、餅を全部抜いてパンダの
ぬいぐるみ投入しときました。餅を手に
掴んだまま。パンダリュックが全力で似合うぜ。
儀式終了後、ケーキをいただきます
奥に写ってる小さい方はせがれクン専用ケーキ。
嫁が作った特製オリジナルでスポンジはパン、
クリームはヨーグルト。
大人たちが食べる「1」の形状のケーキは
西鎌倉レシューの1歳バースデーケーキで
こちら、なんとワンコイン¥500 なのです。
但し、いくつか制約有り、要直接来店予約、
で証明する母子手帳や保険証は予約時と
受取時にも必要。お店に足を運べる地域の
人が対象となるようです。
せがれクン、ケーキ前に通常のお昼ご飯を
食べてるのにも関わらず、特製ケーキほぼ完食、
レシューのケーキに乗ってるいちごまで食べて
大満足のようでした。全力で食べ過ぎやで。