さて、今回の種車であるKATOのモデルは最初から車番がマーキング済です。ここから読み取ると、「長野総合車輌センターに所属するN10編成」という事になりますので、今回は素直にこれの再現という事になります。
再現といっても、厳密にやるわけではなく、あくまでタイプとしてあっさりと的を絞ったディールアップに留めたいと思います。
改造のポイントは「マーキングシールの貼付」「ジャンパ栓の再現」「屋根上機器の塗り分け」のみとします。
まずは「クモハ115-1038」から取り掛かります。ジャンパ栓はトレジャータウンのホース付のパーツ↓を使います。
まずはロストワックスの湯口を切り取ります。
次に取り付け状態をイメージしつつ、ホースを折り曲げます。
思った形状になかなかなりませんが、あせらずじっくり行きます。でも折れそうで加工は怖いです。
次に車輌にメスを入れます。 完成品の改造で後戻りできない改造を加えるときは、少し勇気が要りますよね?別にもともと転売するつもりなんかないのですが、相場を維持している鉄道模型中古市場においては、価値がなくなる瞬間でもあります。(まあ有名な人がメスを入れた改造品は逆に高値がつきますが、、)
これは加工前の状態、もともと中途半端にモールドされているジャンパー栓基部をカッターで削り落とします。
緊張の一瞬、でも勇気を出して大胆に行きます。
もう後には戻れませんね。突き進むしかありません。
削ったところに0.9mmピンバイスで開口します。ジャンパ栓パーツの取り付け基部を差し込めるようにするための穴となります。
パーツは金属製ですから、プライマーを塗布します。このプライマー筆がついていませんから、自分で筆を用意する必要があります。マークソフターのように筆がついていませんのでご注意を。
パーツを取り付けて、ホースに少し黒を入れてみました。なかなか良い感じです。
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