上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

ホリエモンも天使だった

2005-05-04 | うぐいすとお仕事
個展用に、天使の絵を描いてます。
「ジョニーのちっこい頃」と思いこんで描くのです(?)…が。悪戦苦闘(これは私の絵ではない)。
天使の実物写真はトーゼン無いので、宗教画とか他の絵を参考にして描くのだけど、難しい!
何が難しいって、背中の部分。羽をどのように背中にくっつけたら自然に見えるのか?ちっこい赤ちゃんが羽しょってるようなもんなんで、大きすぎると重くて苦しそうだし、逆に小さすぎると、ぜんぜん空を飛べないように見えちゃう。もともと面積の狭~い背中部分に、いかに自然体で羽を溶け込ませるか。水彩画をやってるんですが、下絵を描かず一発勝負なので、ホント、4回転を跳ぶ前みたいな集中力を要します…締め切り、間に合うのか?ひえー。
そうそう、「お尻」もむずかしい。宗教画では、後ろ向きでお尻を丸出しにしてる絵が多いのだけど、私はこのお尻が可愛くうまく描けないのだ。天使のお尻は意外に(?)小さい。キュッとしまってる。大きく描くと「成人女性」になってしまうので、「キュッ」と小さく描くと、今度は「成人男性」のお尻に見えてしまう。どうしても描けないので、腰布をつけてゴマかすことにした…。
あとは、お腹をポコンと膨らませて、てのひらや足先は小さく。アタマは大きく。肩幅は狭く。だんだん天使ぽくなってきたかな…。
アンテークショップで、天使が描かれた古い絵葉書を買い込みました。どの子も、「ぷにぷに」してて、食べたくなるほどカワイイ。赤ちゃんの頃は、誰しも汚れなき天使なのよね。ビンラディンも天使。ブッシュも天使。ホリエモンも天使(なぜここでホリエモンが?)。
ジョニーも「まんま天使」だったろうな~。育てたかったわ…。もう育っちゃったけどさ。
そうそう、「背中の肩甲骨は、人間が昔、羽が生えていた頃の名残り」という説があるそうですね。それを聞いたせいか、私は肩甲骨の美しい人を見ると「あ~この人、天使だ~」と、マジマジ見てしまうのでした。
正しく体を鍛えてないと、バレリーナのような美しい肩甲骨にはならないそうです。きっちり左右対称になっていない人は、体が歪んでいるんだって。それは私だ!ショック。
コメント (2)
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