上砂理佳のうぐいす日記

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私のアサイン?

2005-05-17 | うぐいすとお仕事
ブックマークに(画面、左の帯にあります)先日も書いた個展情報がのってるアートナビを追加しました。先ほどアートナビを見たら、私のアサインが出てました…アサインって言わないね…エントリーね(笑)。いや、すっかり頭がフィギュアスケートになっとる(笑)。そこからたどると詳しい地図や行き方が載ってます。どうぞご利用ください(私の友達~!これ見といてくれー!^^;)。

自分の宣伝をするって恥ずかしいな…。消えてしまいたいわ。いや、こういう性格の者は画家にむかないのよ。「私を見て!私が一番!」って人が向いてるというか。それくらい自信持ってなきゃダメなのよ…。
どうもまだ「修業中」という気持ちが抜けず甘えてます。そのくせ、新人と呼ぶにはトウが立ちすぎている?若手でもなくベテランでもない、中途半端な年頃です。
でも、私にとって個展は「世界選手権」なのです。またフィギュアスケート入ってるけど(笑)。
大体、1年前から予定が入り、その後何ヶ月もかけて準備して、自分が精神的に良い状態で制作出来るように調整していかねばならない。
自分で画廊を借りて行う個展と違い、画廊さんから「やりませんか?」と声をかけてもらって行う展覧会は「企画展」といいます。この場合、費用は全て画廊さんが負担してくれる場合が多いのですが、そのかわり、売り上げの何割かを画廊さんに払わなくてはいけません。
余り売れないと、当然、画廊さんもその作家に期待しなくなります。ボランティアではないので、そのあたりマコトにシビアです。しかし、「売れなくても、君は素晴しい才能があるのだから応援するよ」と言ってくれて、何年も、その作家が成功するまで面倒をみてくれる画廊さんもあります。ケースバイケース、様々です。
才能があるからといって成功するとは限らず、また、成功するから天才かといえばそうでもない。そのあたりの複雑怪奇・微妙なモンダイは、アートを生業としている者の永遠のテーマかもしれません。フィギュアスケートの芸術点も、価値基準が実に様々で、ときどき「なんで?」ってところがありますよね。あれと良く似ているのです。

私は今回は企画展覧会ですが、もう10年以上も前にまだOLをしてた頃、あるアート雑誌で広告を見て、画廊さんに手紙を送りました。自分の小さい作品を数枚そえて。
3日後に大阪のホテルの喫茶室で画廊オーナーさんとお会いして、絵の委託販売をしてもらえる事になりました。ポツポツと売れて…個展もしてみませんか?と言ってもらって。いつも買ってもらうファンの方も出来て、こうして長年お世話になってます。
だもんで、ホント良い結果を残したいものですわ。金メダルとはいかなくても、入賞ぐらいはしたい(笑)。オーナーさんがいい方だと特に「売れなかったら申し訳ない」という気になります。そうは言っても時の運というのもあるので…まさに「人事を尽くして天命を待つ」。

アートの様々な話は、またポツポツここで書いていけたらいいな。そう、もともとブログの目的は当初そこにあったのに、書いてるのはミーハーなフィギュア話・お笑い系ばかり(笑)。読んでくださる方が、世間の画廊に気軽に足を運んでいただけるように、なんとかしよ…なんとか。
コメント (2)
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