仕事をはじめたら、しんど~(笑)。正月でナマけてただけね。はい。おまけにプリンタの具合が悪く、なぜか「印刷スタート」を押したらプリンタ電源が切れてしまう。なんで?追加の年賀状が印刷できずサポートセンターも休みで焦る焦る…。
昨日は午前中いっぱい大阪も強風&雪!…今日は晴れてるけどすっごい風。
北海道→大阪のは無事に跳んだのかな!?
SOI御一行さまは「なみはや」で滑ってる!?
muroさんから貴重なコメントも頂きまして、大ちゃんの衣装の「穴あっき~」もどうにか無事なようで、いつも何かしら心配の種がつきないね(笑)。
SOIやCOIはプロスケーターがメインなので、現役選手は「花を添える」役割というか位置づけと思っていますが、日本選手が大活躍してるからこそ、この盛り上がり。現役選手は、プロの「魅せる技量」もおおいに吸収して、今後に生かして欲しいなーと思います。
BSフジ版の全日本、やっと見られて嬉しい限り。
昨日は男子SPとFSでしたが、地上波でカットされていた大上君やら鳥居君、FSでの町田君やら沢山!見ることが出来てよかった。女子は鈴木明子ちゃん…曽根美樹ちゃん…でも、もうちょっと映して欲しかった。女子FSの冒頭に、SPの真央ちゃん・美姫ちゃんの演技を丸々映すのは時間が勿体無い(ダイジェストでいい)。そのぶん、1~2人は映ったのに。「SP見逃したから助かった!」という人はいるのかなーうーん。
町田君がSPではなんとか持ちこたえていたけれど、FSの「アランフェス」では後半さすがにスタミナ切れのようでした。冒頭の3アクセルはどうにかこうにか。3ループはやはり?高橋先輩と同じく苦手なのか(笑)、転倒。後半で演技構成が頭の中で大混乱してしまったのか(ジュニアとシニアでは演技時間が違うから、構成を変えなくてはならない)止まってしまうような場面も見られました。最後の3サルコウでも転倒で、胸がいたんでしまった。
でもルッツの踏み切りとか、随所がシャープで綺麗で、瞬発力は卓越したものを感じます。な~んとなく、ジャンプに至るまでの流れとか踏み切りとか、大ちゃんに良く似てるような。今回はホロ苦デビューだったけど、世界ジュニアも来季以降も、おおいに期待出来る人だと思いました。
柴田君が映った~美しい美しい(笑)。本当にガッシリしてきましたねー。体が。でも柔軟性は失わないという。だんだん演技にメリハリがついていきて、PGも1本の大きな流れになってきました。ジャンプまずまず。本人的には納得の全日本でしょうか。でももうこの年齢なら、3アクセルをコンスタントに入れて欲しい。憧れのジョニーにアクセルのコツを習うってのもいいかも。しかし、DOIの時にそんなにジョニーと仲良く交流してたとは、知らなかったなー。
体のラインがここまで美しく出せる人も日本男子では貴重なので、なんとか頑張って欲しいですね。スピンに強いというのも有利。
無良君は、SPのみでFSは無し(がっくり)。コンボが丸々抜けたので仕方ないか…でもFSでは巻き返した模様。これからはなんか個性的なもんをガンガン出していけたらいいかな。大上君は昨年と同じFS・ラフマニノフですが、このPG大好きやわ。ソルトレイクでアブトが使ってたけれど、フィギュアでは定番ですね。3アクセルを2個入れて(高い!)貫禄でした。大ちゃんの後輩なのに、なぜかいつも先輩に見えるのがご愛嬌(笑)。
最終グループは地上波で流したものと余り変わらないけれど、長めのインタビューと、大&信の控え室でのウォームアップ風景を少し挿入。大ちゃんは日本人のあの個人トレーナーさんも一緒に来てるんですね。やっぱり鏡を覗き込んでいる(笑)。のぶりんは開脚180度やっててバレエダンサーっぽいストレッチ。他の選手の楽屋裏光景ももう少し欲しい~(贅沢か)。
神崎さんの「オペラ座」は去年と同じプログラムだけれど、断然良くなったのは、ヤマトコーチの指導が大きいのかな。ジャンプが強くなって危なげない。素晴しい3アクセルも最後の3-2-2の盛り上がりも。ベテランらしい豊潤な味わいが胸に沁みる「オペラ座の怪人」で、名演でした。
神崎ファントムが、「古き良き旧採点法時代」の名残をとどめたプログラムなら、高橋ファントムは、「いかにも今時のお若い人」らしく、次々とスピーディに場面転換する万華鏡のような面白さ。両方のバージョンが6人の最初と最後で見られたのも、また運命のアヤというか。天の采配というか。最終組はまるでフジテレビが脚本でも書いてたのか?と勘ぐるほど(笑)、ドラマチックな滑走順と展開でした。
キャンベル国際で最初にこの大ちゃんの「オペラ座の怪人」を見た時は、曲の編集構成にどーにもこーにも違和感があり、「こ…これはモロゾフの失敗プロでは…」と悩んだものでした。どの振付師にも失敗というのはある。ラフマニノフに戻そうよ~。ねえ~。これはちょっと…。
しかしスケカナで「んんん?段々、見えてみたー?」となり、時を経てNHK杯で再会。「そうか。そうだったのか!」(まあとにかくあのN杯は生観戦ということもあり、私にとって「史上空前」だったので、悟ったのは帰ってTVで見てのことなんですが)
プロを見慣れてきたこともあるけど、ジャンプが全てクリーンに入る事で、「オペラ座」の世界がグッと立体的に見えてくる。「ジャンプのためのプログラム」ではなく、「プログラムを表現するためのジャンプ」なので、やはりやはりジャンプは重要になってくるということか。
GPFのFSも、前半まではむしろ今までで一番いい?とも言える足さばきを見せていたので、あのまま最後まで健康な状態で滑っていたら、あっさりジュベールを抜いてたんじゃないかな。
全日本の最終滑走、ストレートラインステップの始まりで、天を仰ぐ大ちゃんの表情は、「この世界は俺のもの!」と叫んでいるかのようでした。観客と「コール&レスポンス」状態になっているのも素晴しい。「エモーショナル」ってこういう事を言うんだろうな。
前にも書きましたが、ステップの途中でパーン!と氷を蹴って天へ飛び上がるところ。右手を斜め上に差し出して。あそこが私はたまらなく好きなのです。
あれはまさしく「高みへ駆け上がろうとする人」の象徴のように思えました。私が彫刻家だったら絶対、あの姿を作品にするだろうな。絵に描きたいけれど…どう描いたものか、時間を置いて自分の中で熟成させないと出来ない。とても。
「フィギュアは何が起こるかわからない」わけですが、今後、良い時も悪い時も織り交ぜながら、少しずつその「高みへと」上がっていって欲しいなあ、と思いました。まだここが頂点じゃない。まだまだ伸びる!と期待させてくれるのもたまらない。
ともあれ、あのNHK杯、あのGPF、そして全日本FS…と見てしまったらもう、今後キャンベルやスケカナFSのよーな事があっても、「許しちゃる」と思えるようになった(笑)。今までの「ディダクション王」の歴史が長すぎて、試合結果を見るのもストレスフルだったのですが、これからは私の気も持ちようも、大幅に変わりそうです。
しかしねー。ジャンプの安定の原因はやはり本田君なのかなー。靴なのかなー。スイスまで行ったのだから絶対、木型取って「おあつらえ」のスケート靴を作ってきたのだと思いますが。借金してでも、靴の問題が無い状態をキープして欲しい。
そして、本田君の指導がこれからも続いてくれることを願っています。彼は現役の頃に、練習では全種類の4回転を跳んでいたのだし、4フリップのアドバイスも的確にしれくれるんじゃないかな。
地上波では無かった、キスクラ後の「花道」の映像は至福でした。
フラワーガールのちっちゃい子達に祝福されて。あの子達も大きくなった時に「高橋選手の優勝の時、花束を拾ったんだよー」と語るんだろなあ。
インタビューに向かう通路の上から振ってくるお祝いの言葉や花や貢物(…タカシマヤの紙袋は名古屋高島屋でしょうか?)。ああいう映像こそがTVの醍醐味で、下手な煽り文句とか演出とか要らない。
全日本で勝つ事の意味が、外からフィギュアを見てるいちファンとしては、今迄余りわからなかったけど、上位も下位も選手達は皆、極度の緊張状態になっている。一年間コツコツ頑張ってきた成果を全てここに出す…それほど重要な大会なのだということが、今回は良く解ってしまった。
そう思えば殿の悔しい涙は良く理解できるかな。海外で負けるのと全日本で負けるのでは意味が違うのだろうということが。去年が去年だっただけに、この二人は期するものがあったはず。また巻き返して強くなってくるのだろうな~と思ってます(あの…ハンカチ王子?涙を拭くタオルが青)。
大ちゃんもそれを読んでいるだろうから、「先へ先へ」という感じで攻めていくんだろうし、実際、世界のトップで闘うには安穏とはしてはおれない。そんな事を感じさせる優勝インタビューではありました。
あーしかしこの全日本。「生きてて良かった。」うん。うん。うん。
(次は女子編…)
昨日は午前中いっぱい大阪も強風&雪!…今日は晴れてるけどすっごい風。
北海道→大阪のは無事に跳んだのかな!?
SOI御一行さまは「なみはや」で滑ってる!?
muroさんから貴重なコメントも頂きまして、大ちゃんの衣装の「穴あっき~」もどうにか無事なようで、いつも何かしら心配の種がつきないね(笑)。
SOIやCOIはプロスケーターがメインなので、現役選手は「花を添える」役割というか位置づけと思っていますが、日本選手が大活躍してるからこそ、この盛り上がり。現役選手は、プロの「魅せる技量」もおおいに吸収して、今後に生かして欲しいなーと思います。
BSフジ版の全日本、やっと見られて嬉しい限り。
昨日は男子SPとFSでしたが、地上波でカットされていた大上君やら鳥居君、FSでの町田君やら沢山!見ることが出来てよかった。女子は鈴木明子ちゃん…曽根美樹ちゃん…でも、もうちょっと映して欲しかった。女子FSの冒頭に、SPの真央ちゃん・美姫ちゃんの演技を丸々映すのは時間が勿体無い(ダイジェストでいい)。そのぶん、1~2人は映ったのに。「SP見逃したから助かった!」という人はいるのかなーうーん。
町田君がSPではなんとか持ちこたえていたけれど、FSの「アランフェス」では後半さすがにスタミナ切れのようでした。冒頭の3アクセルはどうにかこうにか。3ループはやはり?高橋先輩と同じく苦手なのか(笑)、転倒。後半で演技構成が頭の中で大混乱してしまったのか(ジュニアとシニアでは演技時間が違うから、構成を変えなくてはならない)止まってしまうような場面も見られました。最後の3サルコウでも転倒で、胸がいたんでしまった。
でもルッツの踏み切りとか、随所がシャープで綺麗で、瞬発力は卓越したものを感じます。な~んとなく、ジャンプに至るまでの流れとか踏み切りとか、大ちゃんに良く似てるような。今回はホロ苦デビューだったけど、世界ジュニアも来季以降も、おおいに期待出来る人だと思いました。
柴田君が映った~美しい美しい(笑)。本当にガッシリしてきましたねー。体が。でも柔軟性は失わないという。だんだん演技にメリハリがついていきて、PGも1本の大きな流れになってきました。ジャンプまずまず。本人的には納得の全日本でしょうか。でももうこの年齢なら、3アクセルをコンスタントに入れて欲しい。憧れのジョニーにアクセルのコツを習うってのもいいかも。しかし、DOIの時にそんなにジョニーと仲良く交流してたとは、知らなかったなー。
体のラインがここまで美しく出せる人も日本男子では貴重なので、なんとか頑張って欲しいですね。スピンに強いというのも有利。
無良君は、SPのみでFSは無し(がっくり)。コンボが丸々抜けたので仕方ないか…でもFSでは巻き返した模様。これからはなんか個性的なもんをガンガン出していけたらいいかな。大上君は昨年と同じFS・ラフマニノフですが、このPG大好きやわ。ソルトレイクでアブトが使ってたけれど、フィギュアでは定番ですね。3アクセルを2個入れて(高い!)貫禄でした。大ちゃんの後輩なのに、なぜかいつも先輩に見えるのがご愛嬌(笑)。
最終グループは地上波で流したものと余り変わらないけれど、長めのインタビューと、大&信の控え室でのウォームアップ風景を少し挿入。大ちゃんは日本人のあの個人トレーナーさんも一緒に来てるんですね。やっぱり鏡を覗き込んでいる(笑)。のぶりんは開脚180度やっててバレエダンサーっぽいストレッチ。他の選手の楽屋裏光景ももう少し欲しい~(贅沢か)。
神崎さんの「オペラ座」は去年と同じプログラムだけれど、断然良くなったのは、ヤマトコーチの指導が大きいのかな。ジャンプが強くなって危なげない。素晴しい3アクセルも最後の3-2-2の盛り上がりも。ベテランらしい豊潤な味わいが胸に沁みる「オペラ座の怪人」で、名演でした。
神崎ファントムが、「古き良き旧採点法時代」の名残をとどめたプログラムなら、高橋ファントムは、「いかにも今時のお若い人」らしく、次々とスピーディに場面転換する万華鏡のような面白さ。両方のバージョンが6人の最初と最後で見られたのも、また運命のアヤというか。天の采配というか。最終組はまるでフジテレビが脚本でも書いてたのか?と勘ぐるほど(笑)、ドラマチックな滑走順と展開でした。
キャンベル国際で最初にこの大ちゃんの「オペラ座の怪人」を見た時は、曲の編集構成にどーにもこーにも違和感があり、「こ…これはモロゾフの失敗プロでは…」と悩んだものでした。どの振付師にも失敗というのはある。ラフマニノフに戻そうよ~。ねえ~。これはちょっと…。
しかしスケカナで「んんん?段々、見えてみたー?」となり、時を経てNHK杯で再会。「そうか。そうだったのか!」(まあとにかくあのN杯は生観戦ということもあり、私にとって「史上空前」だったので、悟ったのは帰ってTVで見てのことなんですが)
プロを見慣れてきたこともあるけど、ジャンプが全てクリーンに入る事で、「オペラ座」の世界がグッと立体的に見えてくる。「ジャンプのためのプログラム」ではなく、「プログラムを表現するためのジャンプ」なので、やはりやはりジャンプは重要になってくるということか。
GPFのFSも、前半まではむしろ今までで一番いい?とも言える足さばきを見せていたので、あのまま最後まで健康な状態で滑っていたら、あっさりジュベールを抜いてたんじゃないかな。
全日本の最終滑走、ストレートラインステップの始まりで、天を仰ぐ大ちゃんの表情は、「この世界は俺のもの!」と叫んでいるかのようでした。観客と「コール&レスポンス」状態になっているのも素晴しい。「エモーショナル」ってこういう事を言うんだろうな。
前にも書きましたが、ステップの途中でパーン!と氷を蹴って天へ飛び上がるところ。右手を斜め上に差し出して。あそこが私はたまらなく好きなのです。
あれはまさしく「高みへ駆け上がろうとする人」の象徴のように思えました。私が彫刻家だったら絶対、あの姿を作品にするだろうな。絵に描きたいけれど…どう描いたものか、時間を置いて自分の中で熟成させないと出来ない。とても。
「フィギュアは何が起こるかわからない」わけですが、今後、良い時も悪い時も織り交ぜながら、少しずつその「高みへと」上がっていって欲しいなあ、と思いました。まだここが頂点じゃない。まだまだ伸びる!と期待させてくれるのもたまらない。
ともあれ、あのNHK杯、あのGPF、そして全日本FS…と見てしまったらもう、今後キャンベルやスケカナFSのよーな事があっても、「許しちゃる」と思えるようになった(笑)。今までの「ディダクション王」の歴史が長すぎて、試合結果を見るのもストレスフルだったのですが、これからは私の気も持ちようも、大幅に変わりそうです。
しかしねー。ジャンプの安定の原因はやはり本田君なのかなー。靴なのかなー。スイスまで行ったのだから絶対、木型取って「おあつらえ」のスケート靴を作ってきたのだと思いますが。借金してでも、靴の問題が無い状態をキープして欲しい。
そして、本田君の指導がこれからも続いてくれることを願っています。彼は現役の頃に、練習では全種類の4回転を跳んでいたのだし、4フリップのアドバイスも的確にしれくれるんじゃないかな。
地上波では無かった、キスクラ後の「花道」の映像は至福でした。
フラワーガールのちっちゃい子達に祝福されて。あの子達も大きくなった時に「高橋選手の優勝の時、花束を拾ったんだよー」と語るんだろなあ。
インタビューに向かう通路の上から振ってくるお祝いの言葉や花や貢物(…タカシマヤの紙袋は名古屋高島屋でしょうか?)。ああいう映像こそがTVの醍醐味で、下手な煽り文句とか演出とか要らない。
全日本で勝つ事の意味が、外からフィギュアを見てるいちファンとしては、今迄余りわからなかったけど、上位も下位も選手達は皆、極度の緊張状態になっている。一年間コツコツ頑張ってきた成果を全てここに出す…それほど重要な大会なのだということが、今回は良く解ってしまった。
そう思えば殿の悔しい涙は良く理解できるかな。海外で負けるのと全日本で負けるのでは意味が違うのだろうということが。去年が去年だっただけに、この二人は期するものがあったはず。また巻き返して強くなってくるのだろうな~と思ってます(あの…ハンカチ王子?涙を拭くタオルが青)。
大ちゃんもそれを読んでいるだろうから、「先へ先へ」という感じで攻めていくんだろうし、実際、世界のトップで闘うには安穏とはしてはおれない。そんな事を感じさせる優勝インタビューではありました。
あーしかしこの全日本。「生きてて良かった。」うん。うん。うん。
(次は女子編…)