ページワンさんの個展が無事に終わり、大阪へ帰って参りました。
11月3、4日はむっちゃお天気
いっぱいいっぱい、色んな方に会ってお喋りして、超・密度のたか~い2日間を過ごさせて貰いました。
オーナーさんに春頃、水彩画展の企画のお話を頂いて、私自身の中でもいろんな葛藤があったのですが、ここまで漕ぎつけられたことを感謝しています。
絵を描くことはいつでも、私にとって「当たり前」になってしまいましたが、やっぱり見てもらって反応を貰うこと、一枚の絵をめぐって様々な思いが交錯すること、それによって初めて、世界がグルーッと大きく展開するような気がします。
それは、机の前で一人で想像の世界をめぐらしている時間とはまた全然違った、不思議にしてエキサイティングな感覚です。
私は普段は「3日間じっと黙って誰にも会うな!」と言われてもかなり平気な(笑)、部屋の片隅で本読んだり絵を描いたり、そんな寂しげな性格なんですが(ホントよ、ホント)。
なぜか、展覧会では饒舌ですね。でも、他人様の展覧会だったら勿論、そんなに喋らないと思う。自分の絵に関しては、24時間365日でも喋ることが出来るのです(笑)。それだけ一枚一枚に思い入れが無いと、きっと描けないのかもしれない。
今回は、小品以外は全ての絵にキャプションを付けましたが、それも、私のおしゃべりの一端と思って貰うためでもありました。
もっとも、「絵が語るのだから説明はいらないよ」という画家さんもいるし、私の中でもそんな「沈黙していたい」気分の時もあります。
プレゼントも頂きまして有難うございました。
手作りクッキー美味しい~手作りドライフラワーも素敵。飾ってます。
ある方に「ロミオ&ジュリエット」のCDを頂いたのですが、「ケンペン」という人の指揮バージョン。とてもドラマチックで繊細で美しい演奏です。
チャイコフスキーの「ロミ&ジュリ」は、「キュピレット家VSモンタギュー家のザ・対決!(だよね?)」の戦闘的な旋律、それに「ロミオとジュリエットのピュアな愛」のメロウな旋律。この二つしか展開が無いので、そんなに壮大でこみいった構成ではないですよね。
でも、私はあの独特のメロディが好きです。きっとフィギュアスケートで昔っからいろんな選手が「ロミ&ジュリ」を滑ってくれてるから、「あの時あの場面」が脳裏に蘇ったりして、涙が出てくるんだと思います。
いつかちゃんと絵の画像の整理が出来たら、またまとめてアップ出来たらいいのですが、いつになるのやら…フィギュアスケートのシーズンと仕事の同時進行がツライのよ(笑)。いや、プロだからそんな事言ってる場合ではないんですが(^^;)。
それにしても、御馴染みのお客さん・浜松のIさんから「あなたのブログ、あれ、何ー!?びっくりした!あの内容って…」と言われ、笑うしかない私です。すみませんねえ…実はフィギュアやバレエの「おたく」だったの(笑)。
でも、何も知らない人がいきなり読んだら「このブログ書いてる人、大丈夫?」って思うやろねえ(笑)。
あと、初めて会った方に「絵のイメージと違いました!」と言われる事が多く、「私っていったい…」と、うつむいたりして。
本当に色々ありましたが、お越し頂いた方に「あーいい気分になったなー♪」と、ちょっとでも思ってもらえたら幸いです。土日はお客様も集中して、やや慌しかったかもしれませんが。私もやや慌てていましたね(笑)。
Page.1ギャラリーは、私も近くだったらずっと入り浸りたいような…落ち着いたお洒落な空間です。新幹線で駆けつけた遠方の方もいらっしゃって、コアなファンが多いのです。
これからも機会があらば、ぜひ浜松でアートな時間を過ごしてみて!
(「バチェラレット」の絵はまだもう少し、浜松に滞在しています)