昨日書き忘れた…町田君(もう“まっちー”で通します)も今季男子フィギュア「赤丸急上昇」の人でした。
私は彼の滑り=いわば「プレースタイル」が好きなので、自論展開します(笑)。
ヤマト君がブログで書いてたけど、「スポンサーもつかない、授業にも出ている“いち大学生”で日本で練習していて、五輪に行くという事実がすごい」。
本当にそう思います。まっちー偉い!すごい!五輪だ!5位だ!
…あとわずかで銅メダルだったのに…SPでルッツをフツーに3回転跳んでおけば…FSで最初の4回転をステップアウトでとどめておけば…言いだせばきりがない「たられば」。
あとはちょっと後半ステミナ切れちゃったかな。特にFSはもう少し終盤でドワーッとスケール感が欲しかった。緊張で疲労が早く来たということか。
でもここで五輪メダル獲ってしまうと人生狂っちゃうかなー。うーん。
私の感覚からすると、次の五輪でメダル獲らせてあげたい。次は27歳で今の大ちゃんと同じになっちゃうけど、トップに上がってきたのが遅いので、まだこれからが昇り調子だと思うんですよね。
元々、「俺様が一番!」ってタイプから最も遠い人で、「僕なんか…」とうつむいてモクモク頑張る人なので、今季の「キャラ変更」にはちょっと笑ってしまった(ごめん)。
それだけ今季に賭けていたんだね…。成長が嬉しくて、いつしか「頼もしい人」になってしまいましたが、3月の世界選手権では表彰台に乗って欲しいな。いや乗れると思う。
まっちー躍進のポイントはいくつかあって、最初は「海外修行」ではないでしょか。
コーチもこのころからリュウ氏になったのかな。環境を変えてから「あ、強くなったな」と思いました。「そこそこでいいや」から「強い選手になりたい」に変わった。
コーチとの相性もいい感じで、このあたりから「世界規準の町田を目指す」になってきた。
二つ目は、ランビエール先生のプログラムを滑るようになったこと。
ランビの「ドン・キホーテ」なんて「こんな難しい体力の要るプロを滑りこなせるわけないっしょー!」と呆れて見てたのですが、なんつうかランビエール・メソッドが体に浸透するようになって、明らかに「体の魅せ方」が変わりました。
それまでも、「踊り」の上手い選手だったし、音楽に対する感受性が抜群だった。ランビの指導で一気にスケールが大きくなり、強弱のつけ方、間の取り方が上手くなった。コツを掴んだ感じ。
昨季のSP「F・U・Y・A」は、ランビ制作の前衛プロでしたが、初出はとても面白かった。でも「キテレツ」というのは、何度も見ると「正常」になってしまう。シーズン後半はやや鈍いものになった感あり。
この頃のまっちーは、確変してきたものの、4回転が不安定で、とても跳べる気配が無かった…ましてやSPとFSで計3本なんて…夢のまた夢のように思えました。
でも。
今季はきましたねー。4回転の安定が最大のカギだったので、昨日も書いたけど「戦略をたてて実行する」がキッチリ出来たことは、本当に見事。
それと、「4回転を跳べるようになった秘訣は?」と聞かれて、一般人にもわかるように解説してましたが、「なんと理にかなっているのか」と感心しちゃいました。解説がきっちり出来て成功を重ねているということは、精神的に大きな拠り所になる。見てても、無理のない自然な飛び方だし「何本でもいけます!」感ありますよね。
4を安定させて、他のジャンプで取りこぼさない。スタミナをつけて…そしてプログラムは自分のこだわりを貫く。
五輪勝負のプログラムは「あーいかにもまっちーらしい~」美意識が貫かれ、SPもFSもEXも気持ちよく見惚れてしまう。ホール・パッケージとして素晴らしい。
多分、4回転を2本入れなくていいなら、「火の鳥」ももっともっと「芸術的に究めまくりたい!」と思ってるんじゃないかな。それも見てみたいですね。
怪我をせず、試合のペース配分を計算して、日本代表になるべくポイントを積み重ねていく。全ての符号が合い見事五輪で舞うことが出来た!
メダルはあと一歩だったけど、町田君の熱心なファンで、軌跡をつぶさに追って応援してきた人にとっては、感無量のシーズンだったことと思います。
やっぱりねー。長い長い間かけて地道に登ってきた人は、無条件で応援したくなっちゃうのよ。まっちーの演技構成点がこれだげ高くなるのに、どんだけ時間かかった思てんねん!(テーブルをバンバン叩く)泣けてきますよ。
あとはスケーティングを磨いて、スピードが欲しいところ。PCSでチャンを抜いて欲しいよ。それが出来る人だと思うから。
「男子、三日会わざれば刮目して見よ」
とは、フィギュアライター田村女史が、大ちゃんのGP初優勝の時に贈った言葉ですが、私にはまっちーの今季こそが、正に「刮目して見よ」でした★
私は彼の滑り=いわば「プレースタイル」が好きなので、自論展開します(笑)。
ヤマト君がブログで書いてたけど、「スポンサーもつかない、授業にも出ている“いち大学生”で日本で練習していて、五輪に行くという事実がすごい」。
本当にそう思います。まっちー偉い!すごい!五輪だ!5位だ!
…あとわずかで銅メダルだったのに…SPでルッツをフツーに3回転跳んでおけば…FSで最初の4回転をステップアウトでとどめておけば…言いだせばきりがない「たられば」。
あとはちょっと後半ステミナ切れちゃったかな。特にFSはもう少し終盤でドワーッとスケール感が欲しかった。緊張で疲労が早く来たということか。
でもここで五輪メダル獲ってしまうと人生狂っちゃうかなー。うーん。
私の感覚からすると、次の五輪でメダル獲らせてあげたい。次は27歳で今の大ちゃんと同じになっちゃうけど、トップに上がってきたのが遅いので、まだこれからが昇り調子だと思うんですよね。
元々、「俺様が一番!」ってタイプから最も遠い人で、「僕なんか…」とうつむいてモクモク頑張る人なので、今季の「キャラ変更」にはちょっと笑ってしまった(ごめん)。
それだけ今季に賭けていたんだね…。成長が嬉しくて、いつしか「頼もしい人」になってしまいましたが、3月の世界選手権では表彰台に乗って欲しいな。いや乗れると思う。
まっちー躍進のポイントはいくつかあって、最初は「海外修行」ではないでしょか。
コーチもこのころからリュウ氏になったのかな。環境を変えてから「あ、強くなったな」と思いました。「そこそこでいいや」から「強い選手になりたい」に変わった。
コーチとの相性もいい感じで、このあたりから「世界規準の町田を目指す」になってきた。
二つ目は、ランビエール先生のプログラムを滑るようになったこと。
ランビの「ドン・キホーテ」なんて「こんな難しい体力の要るプロを滑りこなせるわけないっしょー!」と呆れて見てたのですが、なんつうかランビエール・メソッドが体に浸透するようになって、明らかに「体の魅せ方」が変わりました。
それまでも、「踊り」の上手い選手だったし、音楽に対する感受性が抜群だった。ランビの指導で一気にスケールが大きくなり、強弱のつけ方、間の取り方が上手くなった。コツを掴んだ感じ。
昨季のSP「F・U・Y・A」は、ランビ制作の前衛プロでしたが、初出はとても面白かった。でも「キテレツ」というのは、何度も見ると「正常」になってしまう。シーズン後半はやや鈍いものになった感あり。
この頃のまっちーは、確変してきたものの、4回転が不安定で、とても跳べる気配が無かった…ましてやSPとFSで計3本なんて…夢のまた夢のように思えました。
でも。
今季はきましたねー。4回転の安定が最大のカギだったので、昨日も書いたけど「戦略をたてて実行する」がキッチリ出来たことは、本当に見事。
それと、「4回転を跳べるようになった秘訣は?」と聞かれて、一般人にもわかるように解説してましたが、「なんと理にかなっているのか」と感心しちゃいました。解説がきっちり出来て成功を重ねているということは、精神的に大きな拠り所になる。見てても、無理のない自然な飛び方だし「何本でもいけます!」感ありますよね。
4を安定させて、他のジャンプで取りこぼさない。スタミナをつけて…そしてプログラムは自分のこだわりを貫く。
五輪勝負のプログラムは「あーいかにもまっちーらしい~」美意識が貫かれ、SPもFSもEXも気持ちよく見惚れてしまう。ホール・パッケージとして素晴らしい。
多分、4回転を2本入れなくていいなら、「火の鳥」ももっともっと「芸術的に究めまくりたい!」と思ってるんじゃないかな。それも見てみたいですね。
怪我をせず、試合のペース配分を計算して、日本代表になるべくポイントを積み重ねていく。全ての符号が合い見事五輪で舞うことが出来た!
メダルはあと一歩だったけど、町田君の熱心なファンで、軌跡をつぶさに追って応援してきた人にとっては、感無量のシーズンだったことと思います。
やっぱりねー。長い長い間かけて地道に登ってきた人は、無条件で応援したくなっちゃうのよ。まっちーの演技構成点がこれだげ高くなるのに、どんだけ時間かかった思てんねん!(テーブルをバンバン叩く)泣けてきますよ。
あとはスケーティングを磨いて、スピードが欲しいところ。PCSでチャンを抜いて欲しいよ。それが出来る人だと思うから。
「男子、三日会わざれば刮目して見よ」
とは、フィギュアライター田村女史が、大ちゃんのGP初優勝の時に贈った言葉ですが、私にはまっちーの今季こそが、正に「刮目して見よ」でした★