上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

ナスタチウム・セッション★

2016-05-06 | うぐいすとお仕事

 「ナスタチウム・セッション」 (水彩・パステル)広島福屋駅前店個展・展示作品

これも梅田阪急から広島福屋さんへおでかけ(?)してるものです。
私は「ナスタチウム」という花が好きです。
パアッとした花の強烈な「朱赤」と、なんといっても葉っぱの形状が。
ナスタチウムの葉っぱはハスの葉に似てて、丸くて。
中央から放射線状に白い線が走ってます。
ど真ん中は「☆(星)」のように白く輝き、蓮の葉の中に露がたまって光る、
あの状態に似てます。

でも、その「真ん中の白い星」をそのまま描いてしまうと、
「いかにも!」になっちゃうので、
ちょっとボカして描いてます。どういう意味だ(笑)。
いや…。
花って、「記号のように描いちゃう」と、硬く硬くなってしまう。
プラスチックで出来たような。デジタルのような。
「バラの花はここに光が当たって、花びらはこう巻いて~」って描くのが、
嫌いなんです。

そうでなくて、「その花が放つ“何か”」を、
描きたいんです。
ナスタチウムならば、「南国の沼地に咲く真紅のお嬢さん」。
まわりは深い緑と、泥の茶色か灰色なのに、ナスタチウムの花だけ異様に鮮やかで、
その葉っぱの緑もさえざえとしてます。
葉が蓮に似てるところから、「天上の人(この世ならぬもの)」感もあります。

すみません。意味不明の文章で(笑)。
私、くりかえしくりかえしナスタチウムを描いていますが。
調べてみたら、和名は「金蓮花(きんれんか)」というのですね。
金の蓮の花…うーん。まさに。

「なんで“セッション”なんだ?」。
少女ダンサーが、花とたわむれて踊る「セッション」ということにしました。
この女の子のスカートは「ぐるぐるうずまき」ですが、
数年前にフィギュアスケートのキーラ・コルピ選手が着用していた衣装が、
お洒落だったので拝借しました。上半身が無地、下が「ぐるぐる巻き」。
(コルピさんは黒バージョンでした)★
コメント
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