上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

大阪初回★

2019-03-09 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
ということで(?)「風の又三郎」大阪版・初回公演。
森ノ宮ピロティはコクーンの倍?はありそうな広いホールで、29回公演こなしてからの演者の疲労とか、ちょっと不安もありました。
しかし…!
杞憂に終わりました。
箱が広がった分、世界観もスケールアップ。演者ものびのび動けているようでした。
ダイナミックでとにかく圧倒されました。
東京では観客席横扉からハケていくところを、私のすぐ横の客席真ん中へん扉からハケるので、舞台からの移動距離が大変そう(でもみんな超俊足)。

大阪ならではのお笑いネタがアドリブで入り、お客さんも東京よりさらに沸いてたと思います。大阪人は笑いの沸点低いから(笑)。
夜の男も織部さんもアクションが大きくなっていた~。
窪田くんの織部は、初めて見た時より「狂った青年」感が増し増しでした。
あっちこっち感情の振れ幅がひどくて…ただの「繊細で清らか」じゃない。ちょっと怖くなった。
エリカの柚希さんも、今回双眼鏡持っていってたもんでオソロシイ表情がアリアリと見えました。あんな白目むいていたんだな…。
でも前は、あらすじを追うのに必死だったから、正直主演二人の恋愛まで意識が回らなかったのですが、今回はくっきりはっきり、織部とエリカの絡み合いが浮かび上がりました。
よ~く考えたらあの行為はかなり性的だよね織部…(^_^;)

二人並んで隠れてるのがバレて逃げるとこ、織部が椅子倒しちゃったり、立てた棺桶の蓋が開きかけてアワワワワだったり(笑)、ナマならではの臨場感ハプニング。
風間杜夫センセイは関西弁も、すっちー物語ネタも駆使して、お客さん沸かせてました(笑)。
カーテンコール四回?だったかな?
私はなんと東京とほぼ同じ方向・距離の座席位置で笑えてしまったのですが、観客数が多い分スタオベの迫力も倍増な感触。舞台にあたるライトが綺麗でした。全てが素晴らしかった。
ロビーにはファンから送られたスタンド花がいっぱいで、フィギュアスケートと同じ(笑)。
これは柚希礼音さんに。宝塚ファンも多く来られてたようでした★
コメント
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