朝ドラ「エール」は第三週にきて裕一の商業学校時代から、就職した川俣銀行へ舞台が移ります。
ガタイはデカくなったけど、頼りなげな中身は裕一そのまんま(笑)な窪田くん。
二人男の子がいたら、一人は養子に…ってのは私の親の時代までは結構あったようです。あの安藤忠雄さんもそうですね。双子のお一人で(自伝より)。確かお祖母さんが育ててくれた、とかあったな。
小山家も呉服商売の失敗で、金策もからみ遂に裕一が叔父の家の養子に。
長男だけどどう考えても商人に向いてないので、これはこれで良かったのかも。
だって叔父さんの家の方が圧倒的に裕福だし、頭の切れるしっかり者の嫁をもらえば、仕事は嫁まかせにして自分は(いったんあきらめたフリをした)音楽に邁進出来るかもしれないよ。。。などと現実路線を考える私でした。
ハーモニカが大正時代に大流行したのも知らなかったし、男二人でカフェ―でケーキと紅茶って。福島もずいぶん都会だったんだなあと驚きます。
ぶっぶっぶっぶっぶっぶっと、はいバスハーモニカは地味ね。リードハーモニカは華やかね。
男ばっかでハーモニカ楽団(倶楽部)があって定期演奏会もあり、着飾って観に来る街の人いっぱい、って。
華やかな時代文化の描写と、家が傾いて音楽の道をいったんあきらめる裕一の寂寥感。このコントラスト。
指揮棒を振りながら流れる裕一作曲の曲なんですが、行進曲か?と思えば流麗だし、演歌調かと思えばクラシック調だし、途中で転調するしで、実に不思議な作品でした。
初めて自作曲が大きな舞台で喝采を浴びる喜びと、これからの道の心もとなさで、複雑に入り乱れる裕一の気持ちと曲が二重写しに。
(しかし、初めて聞く曲の複雑さと号泣する裕一の心情と両方同時に味わうって難しい。どっちかにしてくれ)
その後、一人暮らしで新環境、慣れない仕事、で病むのかと思いきや、異常にユルい職場の皆さんのおかげ?で案外と青春楽しんじゃう裕一。
音楽家とか芸術家って、1日中座ってウンウン唸っててもダメですから。
遊ばないと~!
特に若くて感性が柔らかいうちに、失恋でも駆け落ちでもなんでもしてください。その蓄積が「アイデアの引き出し」になるんすから。
なので、まんまと美女にひっかかる裕一に「よしよし」とうなずく私でした。今の生活でハーモニカ吹く気にもならんて、そら。
余談ですが、裕一が小さい頃に父・三郎に買ってもらった「セノオ楽譜」。竹久夢二の表紙絵がチラと映りました。
大正浪漫時代に一世を風靡した夢二は、画家というよりグラフィック・デザイナー、イラストレーターでした。
大ヒットした楽譜の表紙を飾るほどの超売れっ子だったことがうかがえて、もうちょっとクローズアップして欲しかったですね。夢二作詞の「宵待草」とか。
そうそう、夢二の絵って女性が色っぽいので、少年の目から見たらかなりの刺激だったのでは(笑)。そこも気になりました。
妹尾さんという人が発行してた楽譜がそんなに売れていたということは、市民クラスも気軽に楽器奏でたり歌ったりしてたということで、やはり時代の豊かさを感じます。
あー音楽家はやっぱ環境だよなあ。
豊かさ、といえば裕一の実家の部屋の出入口の柱に黒い丸いボタンがあって、顔の位置ぐらいだから毎回画面に映ってて「なんじゃらほい、これは?」でした。部屋の電気ではなさそうだし。
ネットで検索したら、「電話の切り替えスイッチ」なのですね。一階の電話を二階でも受けとれるのか?
教えて下さった方、ありがとうございます。ハイカラな家やったんやな★
ガタイはデカくなったけど、頼りなげな中身は裕一そのまんま(笑)な窪田くん。
二人男の子がいたら、一人は養子に…ってのは私の親の時代までは結構あったようです。あの安藤忠雄さんもそうですね。双子のお一人で(自伝より)。確かお祖母さんが育ててくれた、とかあったな。
小山家も呉服商売の失敗で、金策もからみ遂に裕一が叔父の家の養子に。
長男だけどどう考えても商人に向いてないので、これはこれで良かったのかも。
だって叔父さんの家の方が圧倒的に裕福だし、頭の切れるしっかり者の嫁をもらえば、仕事は嫁まかせにして自分は(いったんあきらめたフリをした)音楽に邁進出来るかもしれないよ。。。などと現実路線を考える私でした。
ハーモニカが大正時代に大流行したのも知らなかったし、男二人でカフェ―でケーキと紅茶って。福島もずいぶん都会だったんだなあと驚きます。
ぶっぶっぶっぶっぶっぶっと、はいバスハーモニカは地味ね。リードハーモニカは華やかね。
男ばっかでハーモニカ楽団(倶楽部)があって定期演奏会もあり、着飾って観に来る街の人いっぱい、って。
華やかな時代文化の描写と、家が傾いて音楽の道をいったんあきらめる裕一の寂寥感。このコントラスト。
指揮棒を振りながら流れる裕一作曲の曲なんですが、行進曲か?と思えば流麗だし、演歌調かと思えばクラシック調だし、途中で転調するしで、実に不思議な作品でした。
初めて自作曲が大きな舞台で喝采を浴びる喜びと、これからの道の心もとなさで、複雑に入り乱れる裕一の気持ちと曲が二重写しに。
(しかし、初めて聞く曲の複雑さと号泣する裕一の心情と両方同時に味わうって難しい。どっちかにしてくれ)
その後、一人暮らしで新環境、慣れない仕事、で病むのかと思いきや、異常にユルい職場の皆さんのおかげ?で案外と青春楽しんじゃう裕一。
音楽家とか芸術家って、1日中座ってウンウン唸っててもダメですから。
遊ばないと~!
特に若くて感性が柔らかいうちに、失恋でも駆け落ちでもなんでもしてください。その蓄積が「アイデアの引き出し」になるんすから。
なので、まんまと美女にひっかかる裕一に「よしよし」とうなずく私でした。今の生活でハーモニカ吹く気にもならんて、そら。
余談ですが、裕一が小さい頃に父・三郎に買ってもらった「セノオ楽譜」。竹久夢二の表紙絵がチラと映りました。
大正浪漫時代に一世を風靡した夢二は、画家というよりグラフィック・デザイナー、イラストレーターでした。
大ヒットした楽譜の表紙を飾るほどの超売れっ子だったことがうかがえて、もうちょっとクローズアップして欲しかったですね。夢二作詞の「宵待草」とか。
そうそう、夢二の絵って女性が色っぽいので、少年の目から見たらかなりの刺激だったのでは(笑)。そこも気になりました。
妹尾さんという人が発行してた楽譜がそんなに売れていたということは、市民クラスも気軽に楽器奏でたり歌ったりしてたということで、やはり時代の豊かさを感じます。
あー音楽家はやっぱ環境だよなあ。
豊かさ、といえば裕一の実家の部屋の出入口の柱に黒い丸いボタンがあって、顔の位置ぐらいだから毎回画面に映ってて「なんじゃらほい、これは?」でした。部屋の電気ではなさそうだし。
ネットで検索したら、「電話の切り替えスイッチ」なのですね。一階の電話を二階でも受けとれるのか?
教えて下さった方、ありがとうございます。ハイカラな家やったんやな★