■経緯
◇初めて痛みを感じたのは、ハーフマラソン出場の1週間前くらい。けっこう休みなく10km前後を走っていた。レースはあともう2、3kmというところで、歩けないほどのひざ痛となりさんざんだった。なんとか完走したが、これが悪化のきっかけか。
◇走るのをやめ、いったん、ひざ痛はおさまったのだが、1週間後20kmのLSDで膝痛みが再発。甲の痛み自体はこのときはさほど強くはなかったと思う。
◇痛みの強さはまちまちながら、約2か月断続的に痛みに悩まされていることになる。
■症状
◇歩く分にはさほど痛みがない。またはまったく痛みがない。
◇痛い場合も、走り始めは痛みがあるが、しばらく走ると痛みは弱まり、さらに痛みをあまり感じなくなることが多い。
◇時々歩くのもたいへんなときもないではない。
◇外見上は何ら異常はない。
◇走るのを休めば確実に回復する(がなかなか完全に痛みがなくなるまでには至らない)。
■対処方法など
◇「まんがでわかる ランニング障害解決辞典」(小嵐正治著)によれば
「ランニング障害の中でも、足の甲が痛くなるというのは比較的少ないのです」とある。腫れていて痛みが引かない場合は中足骨の疲労骨折の疑いがある、と。「普通に歩くことはできるが走ると痛い、という症状はまさにそのとおりだが、私の場合腫れはない。
◇金哲彦さんの「3時間台で完走するマラソン」には「ランニングの三大痛」として記述がある。その1つ「足首周辺痛」に足の甲も含まれている。
違和感の段階で処置することが大事で念入りなアイシングとマッサージ、ストレッチの徹底をすすめている。完全な炎症が起きてしまったら、走ることをやめ鍼治療や整形外科の理学療法を受けたほうがいい、ともある。
◇これまでの経験から、今の状態だと医者に行ってもレントゲンを撮り、湿布をもらって様子を見る、ということになると思う。走らない期間に反比例して回復するので、残念だが、痛みがなくなるまでウォーキングだけにして今しばらく様子を見るつもりである。