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駒澤が意地を見せて復路優勝を飾ったものの、総合優勝は5分近いタイム差で日体大が30年ぶりの栄冠。7区以降はすべて区間2位という、まさに総合力、団結力の勝利だった。
往路、花の2区を走った駒澤・窪田はなんと区間7位。デビュー以降区間3位を外したことがなかったはずの窪田にいったい何があったのか? タスキを受けるときの表情はいつもの窪田だったけどなあ。
シードを何とか守った青学の10区・アンカーの出岐もちょっとびっくり。全然タイムが上がらない。いつものダイナミックな跳ぶような走りが見られない。区間14位とは信じられない。
昨年のびわ湖マラソンで学生歴代3位(このカテゴリーの立て方にあまり意味がない気もするが)の好記録2時間10分02秒をたたきだしたのち--この常套句にもあまり意味がない気がするけど--故障に苦しんだそうで、いまだ完治していないということのようだ。
レベルは違えどフルマラソンはやはり厳しい。
東洋は総合2位となり、伊勢・出雲に続き学生3大駅伝すべて2位。アンカーを迎える選手たちの顔はまるでお葬式のようだった。いつもクールでかっこいい酒井監督が選手を前に語った言葉は重かった。厳しかった。やはりこの人の統率力というかチームを作りまとめ上げる力はただ事でない気がした。
比べて早稲田の選手たちと監督は対照的だった。アンカーを迎える選手たちには笑顔があふれていた。帝京とのラスト100mダッシュに敗れて4位の結果だったけれど。早稲田は何位を目指してたんだろう?
渡辺監督は大会前日の監督会見で勝負のポイントに「監督力」と書いていた。それにしては、試合後選手たちに語る言葉に切れも覚悟も感じられなかった。彼のスタイルなのかもしれない。語りながら流した涙に嘘はないのだろう。
以前書いた予想で優勝候補に明治の名前を上げるのを忘れていた。9区松井智靖が終盤の2㎞をフラフラになりながらもなんとかタスキをつないだのはよく頑張ったと思う。早稲田、帝京に抜かれて順位を落としたが来年の箱根は期待できそうだ。松井は倒れこんで酸素吸入を受けながらも反応してたので無事だったと思う。東洋・服部も脱水症状っぽかったがなんとかがんばった。
これまで山登りばかりに注目して--もちろん柏原がいたからだが--6区の山下りをちゃんと見たことがあまりなかったが、自分が下りが苦手なので、今年はじっくり見ていた。とくにこの箱根の長い長い下りをあのスピードで走り続ける--時速22~23㎞だと解説の瀬古が言っていた--のがどれほどの衝撃か、見ているだけでこっちの脚が痛くなった。
ここを走った誰だったか?--東洋の市川だったかな?--が箱根の山下りを走った後は1~2か月まともに走ることはできないと話していたらしい。そりゃそうだ、と強く納得。
復路のほうが倒れこんだ選手が多かったのではないか。今年も新年早々熱い走りを見せてくれた学生たちに感謝したい。とにかく走っている彼らの熱さ・真剣さ・今日までの努力は本物だと思う。本物はすごいね。
駒澤が意地を見せて復路優勝を飾ったものの、総合優勝は5分近いタイム差で日体大が30年ぶりの栄冠。7区以降はすべて区間2位という、まさに総合力、団結力の勝利だった。
往路、花の2区を走った駒澤・窪田はなんと区間7位。デビュー以降区間3位を外したことがなかったはずの窪田にいったい何があったのか? タスキを受けるときの表情はいつもの窪田だったけどなあ。
シードを何とか守った青学の10区・アンカーの出岐もちょっとびっくり。全然タイムが上がらない。いつものダイナミックな跳ぶような走りが見られない。区間14位とは信じられない。
昨年のびわ湖マラソンで学生歴代3位(このカテゴリーの立て方にあまり意味がない気もするが)の好記録2時間10分02秒をたたきだしたのち--この常套句にもあまり意味がない気がするけど--故障に苦しんだそうで、いまだ完治していないということのようだ。
レベルは違えどフルマラソンはやはり厳しい。
東洋は総合2位となり、伊勢・出雲に続き学生3大駅伝すべて2位。アンカーを迎える選手たちの顔はまるでお葬式のようだった。いつもクールでかっこいい酒井監督が選手を前に語った言葉は重かった。厳しかった。やはりこの人の統率力というかチームを作りまとめ上げる力はただ事でない気がした。
比べて早稲田の選手たちと監督は対照的だった。アンカーを迎える選手たちには笑顔があふれていた。帝京とのラスト100mダッシュに敗れて4位の結果だったけれど。早稲田は何位を目指してたんだろう?
渡辺監督は大会前日の監督会見で勝負のポイントに「監督力」と書いていた。それにしては、試合後選手たちに語る言葉に切れも覚悟も感じられなかった。彼のスタイルなのかもしれない。語りながら流した涙に嘘はないのだろう。
以前書いた予想で優勝候補に明治の名前を上げるのを忘れていた。9区松井智靖が終盤の2㎞をフラフラになりながらもなんとかタスキをつないだのはよく頑張ったと思う。早稲田、帝京に抜かれて順位を落としたが来年の箱根は期待できそうだ。松井は倒れこんで酸素吸入を受けながらも反応してたので無事だったと思う。東洋・服部も脱水症状っぽかったがなんとかがんばった。
これまで山登りばかりに注目して--もちろん柏原がいたからだが--6区の山下りをちゃんと見たことがあまりなかったが、自分が下りが苦手なので、今年はじっくり見ていた。とくにこの箱根の長い長い下りをあのスピードで走り続ける--時速22~23㎞だと解説の瀬古が言っていた--のがどれほどの衝撃か、見ているだけでこっちの脚が痛くなった。
ここを走った誰だったか?--東洋の市川だったかな?--が箱根の山下りを走った後は1~2か月まともに走ることはできないと話していたらしい。そりゃそうだ、と強く納得。
復路のほうが倒れこんだ選手が多かったのではないか。今年も新年早々熱い走りを見せてくれた学生たちに感謝したい。とにかく走っている彼らの熱さ・真剣さ・今日までの努力は本物だと思う。本物はすごいね。