MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

松井の引退に思うこと

2013-01-04 | ランニング以外のスポーツ
 周知の通り、松井秀喜が引退を発表した。
 本当に「活躍した」と思えるメジャーリーガーは三人しかいない。
 わたしの大好きな野茂。そして、イチロー、松井。アメリカのファンが本当にスター選手として認めたのもこの3人だろう。
 たとえば、田口岩村大家長谷川といった選手もそれなりの実績を残したし、立派な選手だと思う。上原や斎藤隆なんかも頑張ってほしいし、大魔神・佐々木などはあるいはこの三人に連なる選手といってもいいかもしれない。それでも、この三人はやはり特別な選手だと思う。今後、ここにダルビッシュが加わってくるかもしれない(そう期待したい)。

 松井の引退会見のなかでとくに印象に残った言葉は「もう少しいい選手になれたかもしれない」という自分への評価だ。
 わたしも本当にそう思う。巨人時代も含めて、もっといい成績を残しても少しも不思議はないのにそうならなかったのはなぜなんだろう?
 MLBではかえすがえすも手首の骨折が痛かった。あれですべてがおかしくなった。

 わたしが松井の事を考えるときにまず思うのは「監督に恵まれた」ってことだ。彼をドラフトで引き当てたのは、誰あろう、長嶋茂雄。誰が何と言おうと、日本の野球では比べる人が居ない存在だし、今後も比肩しうるようなプレーヤーは現れないだろう。アメリカで言えばベーブ・ルースに匹敵する。
 何がどうとか、まったく関係ない。国民栄誉賞をもらわなくたって、巨人が嫌いだって、長嶋のことがかりに好きじゃなくたって、そんなことは関係ない。唯一無二の特別な人だ。

 そしてヤンキースではトーリ監督。本当に素晴らしい監督だと思う。 「トーリとマツイ」というNHKのドキュメンタリー番組はとても面白かった。彼の素晴らしさを知り、その後MLBのいろんな監督を知るにつけ、メジャーリーグの監督というのは本当に立派で魅力的かつ個性的な人物ばかりだと感じることが多い。

 この二人の下で野球・ベースボールができて可愛がられた松井は幸せ者だと思う。結果は想像してたほどではなかったが--それだって成し遂げられる日本人はこれまでも今後もそうはいないだろう--、そんなことよりも松井の野球人生が--最後の2年はつらかったろうけど--そのように祝福されたものだったことがとても好ましく思える。こちらも幸せな気持ちになるほど。

 やっぱり、最後に松井に贈る言葉は「ありがとう」だろうな。
 日本に帰ってきてやらなかったのは本当に良かった。個人的には、巨人の監督なんかにならないでほしいし、アメリカに残って何かをしてほしいと思う。もしも、巨人に絡むなら、つまらなくなってしまった日本の野球界を改革する存在になってもらいたい。それはすなわち巨人を改革することを意味する。難しいともいえるけど、巨人出身だからこそできることかもしれない。
 今後の活躍に期待してます。


■松井秀喜 引退会見 ノーカット版 (2012/12/28)
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2012年のランニング まとめ

2013-01-04 | Summary of My Running
 恒例の1年間の総括。

 ざっくりとした印象として、2012年を振り返ってまず頭に浮かぶのは「怪我・故障」ということだった。

 そのきっかけとなったのが8月の伊吹山行。富士山登山に向けた練習・シミュレーションの位置付けだったが、その下りで派手に転んで左膝に怪我をしてしまった。
 念願の富士山登山は、不安を抱えながらも山頂に足跡を残すことができた。ランニングのまとめとは別に大きな経験となった。その下山時、楽しみにしていたとはいえ、有名な砂走りを調子に乗ってスラロームしたせいで、おそらくは膝や腰に想定外の負担がかかったのだと思う。その後4カ月にわたり(つまり年末まで)膝や腰にさまざまな故障をきたすことになってしまった。

 富士登山に続く念願の目標達成となった10月のえちご・くびき野100kmマラソン 。制限時間を2分オーバーしたとはいえ、完走証発行の規定内で走り切れた(というか半分は歩いた)。
 それはよかったのだが、このレースに向けて、結果的に多少無理なトレーニングをしたのか、直前にぎっくり腰になる。コルセット生活を余儀なくされ、新潟への運転中もコルセットをしての大会参加となる。
 下り坂で膝を痛め後半のほとんどを歩く羽目になった。しばらく走れない状態に。膝の周囲や靭帯の痛みに約1か月悩まされた

 復帰戦となった「木曽川・長良川 背割堤ランニング大会」(11月)。なんとかハーフを走り切ったものの、その後今度は反対側の右膝痛に悩まされる。
 12月「袋井クラウンメロンマラソン」では言い訳不要のサブ3.5を達成。富士登山・100kmマラソン完走に続く目標達成となった。謎の足留めで幻に終わった3月の京都マラソンの屈辱を晴らせたのはよかったが、今度は左ハムストリングス痛。
 仕上げは12月31日おおみそかのぎっくり腰。とにかく故障に悩まされ続けた年後半だった。 
 
 2010年2011年に続いて3回目の年間まとめは下記の通り。

2012年のランニング記録

年間走行距離:3,000.8㎞
 2011年は3,302Km。昨年より約300㎞減。
走った日数:259日
 2011年は283日。こちらも昨年より24日減らす。一日平均走行距離は11.6km/日とほぼ変わらず。走った率:71%
ベスト・ペース
◇1km:3分59秒/㎞ ※PB
◇5㎞以上:4分12秒/㎞ ※PB
◇10㎞以上:4分26秒/㎞ ※PBタイ
◇20km以上:4分29秒/㎞ ※PB
◇30km以上:4分47秒/㎞ ※PB
※「10㎞以上」の記録は2011水都おおがきハーフマラソンでのタイムと同じだが、距離が間違っているので参考としていた。そう言う意味では10㎞以上もPBとなり、すべての距離でPBを達成できたことになる。

出場レース

 昨年と同じフルマラソン2本、ハーフマラソン2本を完走。それぞれパーソナル・ベストを更新。
 前述の通り、さらに今年は初めて100kmマラソンをなんとか完走。苦い結果となった。



体調・その他

 前述の通り、膝・腰の痛みが続いた後半だった。

2012年の検証&2013年の目標

  フルマラソン:究極の目標フル3:25'20達成 未達成
  年間走行距離:3,600km《再》  未達成
  ウルトラマラソン参戦、完走 《再》 達成
 

  については未達に終わったものの、年初予定していなかった富士山登頂(および準備としての伊吹山登山)を成し遂げた。なんといっても故障により走れなかった時期が多くなってしまったことが大きいけれど。
 
 2013年の目標は以下の3つにする。

  フルマラソン:サブ315達成 
  年間走行距離:3,600km《再々》
  ウルトラマラソン制限時間内完走

  トレイルランニング・レース参戦

 月間300kmは今年もなかなか厳しいと思うけれど、あきらめずチャレンジしよう。 は2013年でなくてもよいが、えちご・くびき野が納得いかない結果だったし、1度走ってみて「もっとうまく走れる」と思ったのでそれを証明するために、いつかもう1度はウルトラに挑戦しようと思う。
  はトレイルまで手が回るかまったくわからないが、いつかUTMFを走るためにわずかでも前進するという意味で。かなり夢や幻に近い気がするが、あきらめずチャレンジしたい。
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