■まずは藤原新に期待
今年の東京マラソンの招待選手が発表されました。今年から「ワールド・マラソン・メジャーズ」に加入したせいで、さすがにすごい記録・実績を持つ選手が参加しますね。しかもそのほとんどの選手を知りません!
2時間4分台の自己ベストを持つ選手が4人もいる! もっとも速いケニアのキメット選手は2時間4分16秒です。記録が出やすいと言われるフラットコースのベルリンで出した記録ですが、ひょっとしたら東京で世界記録達成のアナウンスを聴ける可能性は十分あります。
わが日本勢では、なんといってもまずは藤原新に注目です。オリンピックは惨敗でしたが、良くも悪くも調子に波があるのが特徴。いいときは何かやらかしてくれる--といってもこのいメンバーでは優勝はもちろん3位以内も到底無理ですが--可能性があります。
せめて日本記録を更新してほしいですね。なんといっても10年以上も前に高岡がつくった記録ですから。2時間6分16秒。かなり厳しい気はしますが、このメンバーに食いついて行けばチャンスはゼロではないのではないかと思います。
■大化けしそうな選手
期待されながらマラソンの実績はいまひとつの元祖・箱根山の神・今井正人に大いに期待してます。というのも、先日のニューイヤー駅伝4区で従来の佐藤悠基の記録を上回る1時間2分50秒の新記録をたたき出したのですから。あの走りにはグッときました。
ちなみにこの4区は最長距離となる22.0kmのエース区間。他にも有力選手が顔をそろえていた中での圧勝でした。
2位 宇賀地 強 1時間3分20秒 ※言わずと知れたコニカミノルタのスピードランナー
6位 山本 亮 1時間4分16秒 ※ロンドンオリンピック マラソン代表 40位
9位 中本 健太郎 1時間4分32秒 ※ロンドンオリンピック マラソン6位入賞
12位 木原 真佐人 1時間4分47秒
14位 前田 和浩 1時間4分55秒
16位 堀端 宏行 1時間5分19秒 ※ロンドン陸上世界選手権 マラソン7位入賞
木原、前田は今大会にも出場します。
今井のハーフのベストは2005年に出した1時間2分37秒ですが、約900m長いこの距離を1時間2分50秒で走ったわけでこれはかなりのスピードです。彼らは1㎞3分くらいで走るわけですから、ハーフに換算すればざっと1時間くらいになります。
ちなみにハーフマラソンの日本記録は2007年の佐藤敦之で1時間0分25秒ですから、これに匹敵するか上回るタイム。宇賀地が歴代4位の1時間0分58秒、今回東京にも出場する木原が歴代8位の1時間1分15秒となっています(Wikipedia参照)。
すでに何度かフルマラソンを走ってますし、好調をキープしていれば、ひょっとして大化けする可能性があるとみてます。
■佐藤悠基初参戦
トラックでは国内で圧倒的な速さを誇る佐藤悠基がいよいよマラソン初参戦。これは楽しみです。が、どうでしょうね。ニューイヤー駅伝は4区を走れず12.5kmの6区でまさかの10位。東京へ向けてマラソン練習の途上だったからというエクスキューズも可能ですが、どうもロードではもうひとつ実力に見合った結果を残していない気がします。
とはいえ彼は長距離界のエリート中のエリートですから、なんとか爆発的な走りを見せてもらいたいです。
》その2・女子編はこちら
今年の東京マラソンの招待選手が発表されました。今年から「ワールド・マラソン・メジャーズ」に加入したせいで、さすがにすごい記録・実績を持つ選手が参加しますね。しかもそのほとんどの選手を知りません!
2時間4分台の自己ベストを持つ選手が4人もいる! もっとも速いケニアのキメット選手は2時間4分16秒です。記録が出やすいと言われるフラットコースのベルリンで出した記録ですが、ひょっとしたら東京で世界記録達成のアナウンスを聴ける可能性は十分あります。
わが日本勢では、なんといってもまずは藤原新に注目です。オリンピックは惨敗でしたが、良くも悪くも調子に波があるのが特徴。いいときは何かやらかしてくれる--といってもこのいメンバーでは優勝はもちろん3位以内も到底無理ですが--可能性があります。
せめて日本記録を更新してほしいですね。なんといっても10年以上も前に高岡がつくった記録ですから。2時間6分16秒。かなり厳しい気はしますが、このメンバーに食いついて行けばチャンスはゼロではないのではないかと思います。
■大化けしそうな選手
期待されながらマラソンの実績はいまひとつの元祖・箱根山の神・今井正人に大いに期待してます。というのも、先日のニューイヤー駅伝4区で従来の佐藤悠基の記録を上回る1時間2分50秒の新記録をたたき出したのですから。あの走りにはグッときました。
ちなみにこの4区は最長距離となる22.0kmのエース区間。他にも有力選手が顔をそろえていた中での圧勝でした。
2位 宇賀地 強 1時間3分20秒 ※言わずと知れたコニカミノルタのスピードランナー
6位 山本 亮 1時間4分16秒 ※ロンドンオリンピック マラソン代表 40位
9位 中本 健太郎 1時間4分32秒 ※ロンドンオリンピック マラソン6位入賞
12位 木原 真佐人 1時間4分47秒
14位 前田 和浩 1時間4分55秒
16位 堀端 宏行 1時間5分19秒 ※ロンドン陸上世界選手権 マラソン7位入賞
木原、前田は今大会にも出場します。
今井のハーフのベストは2005年に出した1時間2分37秒ですが、約900m長いこの距離を1時間2分50秒で走ったわけでこれはかなりのスピードです。彼らは1㎞3分くらいで走るわけですから、ハーフに換算すればざっと1時間くらいになります。
ちなみにハーフマラソンの日本記録は2007年の佐藤敦之で1時間0分25秒ですから、これに匹敵するか上回るタイム。宇賀地が歴代4位の1時間0分58秒、今回東京にも出場する木原が歴代8位の1時間1分15秒となっています(Wikipedia参照)。
すでに何度かフルマラソンを走ってますし、好調をキープしていれば、ひょっとして大化けする可能性があるとみてます。
■佐藤悠基初参戦
トラックでは国内で圧倒的な速さを誇る佐藤悠基がいよいよマラソン初参戦。これは楽しみです。が、どうでしょうね。ニューイヤー駅伝は4区を走れず12.5kmの6区でまさかの10位。東京へ向けてマラソン練習の途上だったからというエクスキューズも可能ですが、どうもロードではもうひとつ実力に見合った結果を残していない気がします。
とはいえ彼は長距離界のエリート中のエリートですから、なんとか爆発的な走りを見せてもらいたいです。
》その2・女子編はこちら