MとAのミュージカル・ラン日記 ♪♪♪

音楽を聴きながら走る市民ランナーのブログです。ランと音楽以外のスポーツについても書きます。今は大谷翔平に夢中です!

2013 東京マラソンの招待選手が発表になりましたね。 その1・男子編

2013-01-25 | レース観戦・応援
■まずは藤原新に期待

 今年の東京マラソンの招待選手が発表されました。今年から「ワールド・マラソン・メジャーズ」に加入したせいで、さすがにすごい記録・実績を持つ選手が参加しますね。しかもそのほとんどの選手を知りません!

 2時間4分台の自己ベストを持つ選手が4人もいる! もっとも速いケニアのキメット選手は2時間4分16秒です。記録が出やすいと言われるフラットコースのベルリンで出した記録ですが、ひょっとしたら東京で世界記録達成のアナウンスを聴ける可能性は十分あります。

 わが日本勢では、なんといってもまずは藤原新に注目です。オリンピックは惨敗でしたが、良くも悪くも調子に波があるのが特徴。いいときは何かやらかしてくれる--といってもこのいメンバーでは優勝はもちろん3位以内も到底無理ですが--可能性があります。
 せめて日本記録を更新してほしいですね。なんといっても10年以上も前に高岡がつくった記録ですから。2時間6分16秒。かなり厳しい気はしますが、このメンバーに食いついて行けばチャンスはゼロではないのではないかと思います。

■大化けしそうな選手

 期待されながらマラソンの実績はいまひとつの元祖・箱根山の神・今井正人に大いに期待してます。というのも、先日のニューイヤー駅伝4区で従来の佐藤悠基の記録を上回る1時間2分50秒の新記録をたたき出したのですから。あの走りにはグッときました。

 ちなみにこの4区は最長距離となる22.0kmのエース区間。他にも有力選手が顔をそろえていた中での圧勝でした。

 2位 宇賀地 強 1時間3分20秒 ※言わずと知れたコニカミノルタのスピードランナー
 6位 山本 亮  1時間4分16秒 ※ロンドンオリンピック マラソン代表 40位
 9位 中本 健太郎 1時間4分32秒 ※ロンドンオリンピック マラソン6位入賞
12位 木原 真佐人 1時間4分47秒 
14位 前田 和浩 1時間4分55秒
16位 堀端 宏行 1時間5分19秒 ※ロンドン陸上世界選手権 マラソン7位入賞

 木原、前田は今大会にも出場します。

 今井のハーフのベストは2005年に出した1時間2分37秒ですが、約900m長いこの距離を1時間2分50秒で走ったわけでこれはかなりのスピードです。彼らは1㎞3分くらいで走るわけですから、ハーフに換算すればざっと1時間くらいになります。
 ちなみにハーフマラソンの日本記録は2007年の佐藤敦之で1時間0分25秒ですから、これに匹敵するか上回るタイム。宇賀地が歴代4位の1時間0分58秒、今回東京にも出場する木原が歴代8位の1時間1分15秒となっています(Wikipedia参照)。

 すでに何度かフルマラソンを走ってますし、好調をキープしていれば、ひょっとして大化けする可能性があるとみてます。

■佐藤悠基初参戦

 トラックでは国内で圧倒的な速さを誇る佐藤悠基がいよいよマラソン初参戦。これは楽しみです。が、どうでしょうね。ニューイヤー駅伝は4区を走れず12.5kmの6区でまさかの10位。東京へ向けてマラソン練習の途上だったからというエクスキューズも可能ですが、どうもロードではもうひとつ実力に見合った結果を残していない気がします。
 とはいえ彼は長距離界のエリート中のエリートですから、なんとか爆発的な走りを見せてもらいたいです。

 》その2・女子編はこちら
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追記 ランニングシューズと故障・けがの関係

2013-01-25 | ランニング・ギア
 3回にわたって「ランニングシューズの替え時」について考えてきたけれど、ランニングシューズがランニングする足・脚の筋肉・腱・骨などにどう影響するかという科学的な根拠はあまりなくて、経験と実績!に基づいた推論に終始している。
 このあたりはスポーツ科学研究者の方たちにぜひとも頑張ってもらって、市民ランナーの故障やけが防止に役立つ情報を提供してもらいたい。
 当然のことながら靴を作っているメーカーにも同じことを要望したい。それぞれ頑張ってるのだとは思うけれど、「売れるシューズ」「利益の出るシューズ」とバランスを取らなくてはならないメーカーは、時と場合によっては経済的合理性のほうに舵を切ってしまうようなこともある。

 そんなことを考えたのは、「シューズマスター」のブログを久しぶりに読んだからだ。
 彼はたしかメーカーか販売店だかの出身だったように記憶している(間違ってたらゴメンナサイ)が、その説明には説得力がある。
 クリニックと指導を兼ねたランニングシューズセミナーを全国各地で開いているが残念ながら参加したことがないし(もう少し安ければ参加してみたい)、そのノウハウを収めたDVDも観てないので、その真髄はわからないけれど、彼のブログやメルマガで語られる科学的な説明を読むだけでもいろいろ参考になる(わたし自身は「シューレースの結び方」を参考にさせてもらっているほか、靴選びの際には彼のブログを参考にさせてもらうことは多い)。

 (実態はもちろん知らないが)巨大メーカーの商品に対しても臆せず批判できるその姿勢にも共感する。コアなファンもけっこう多いし、GT-2000シリーズのような売れ筋シューズにも舌鋒鋭い批判を緩めないので少なからず販売にも影響が出てるのではないかとドキッとしてしまう。

 それはともかく、ランニングシューズと脚の動きの関係、結果としての故障の可能性(もしくは走りやすさやトレーニング効果)について関心のある方は、(私の知る限りでは)シューズマスターに教えを請うのがもっとも確実だと思っている。
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