夏のこの時期、夜走るのはきつい。無理して多少時間を遅くしても何の役にも立たない。
熱波の激しかったこの2日間で見てみよう。※気象庁 過去の気象観測データから
【7月8日・大垣】
・この日は多少雲があったようだが、1日を通じてほぼ太陽も出ていた(日照時間から推察)。
・日の出は4:50台。この時間帯30分ほどは雲に遮られて日照はなかったようだ。
・この日の最低気温は、太陽が顔を出す直前の5:00で24.8℃。
・25.5℃を下回っていた時間帯は4:00~5:50の約2時間。
・6:00には一気に0.3℃上昇して、このあと、6:30には26℃、7:10には27℃、8:00には28.5℃、8:30には29℃、9:00には30℃と30分刻みで1度ずつ上昇。太陽が出て1時間ほどあとから急激に気温が上昇し始めるのか?
・9:00に30℃を超え「順調に」気温を上げ、13:30には35℃を超える。17:20に35℃を切るまで約4時間にわたり35℃以上をキープ。最高は16:10の35.7℃。
・その後は、徐々に気温を下げていく。日没は19:10台だったようだが、この時間帯は雲にさえぎられて日照はあまりなかったようだ。
・22:10(!)にようやく30℃を下回る。とはいえ24:00でも28.9℃。
【7月9日・大垣】
・前日とほぼ似た太陽、雲の状況だったよう。日の出は4:50台。太陽が顔を出したのは5:10ごろ。日没も前日同様19:10台ながら、18:50以降は日照時間はゼロ。
・昨日より全般的に約0.5~1℃気温が高い。
・最低気温は4:50で25.6℃。
・26℃以下だったのは4:00~5:30の1時間半。26.5℃以下なら3:10~6:30まで3時間以上あった。といっても3時からはとても走れないが。
・6:40に一気に0.4℃上がると、このあとグイグイ気温は上昇する。6:50には27℃、7:40には28℃、8:10には29℃、8:40にはもう30.6℃に達する。
・12:40に35℃を超えると17:40まで、きっかり5時間にわたって35℃以上をキープ。最高気温は36.3℃で14:10、14:30、15:10の3度記録。
・19時台で32~33℃、20時台で31~32℃、21時台でも30.5~31℃。30℃を下回るのは、ようやく23:10である。
いつ走るか? 「朝でしょ」
結論から先に言えば、この時期もっとも涼しい時間帯はおよそ「4時から6時」の2時間。つまり、「>日の出の時刻を挟んで前後1時間」と見ればよい。6時半を過ぎると気温の上昇は急激化するので、6時半には上がる前提で走るべきだろう。
とはいえ、夜走るのに比べれば(都合さえ付くなら)もう少し遅い時間でもまだアドバンテージがある。
夜となると、これはもう熱風ランを覚悟しないわけにはどうしたって行かない。22時以前に30℃を下回ることはほぼ期待できない。「深夜ラン」というものがあるなら、日付の変わった24時以降に走ってみるのは可能かもしれないが、それでも朝の8時よりも暑い。
夜しか走れないなら、何時に走ろうが30℃以上の暑さを覚悟しなくてはならないので、時間帯よりもむしろ給水の備えが重要になる。走りだす前に十分な水分補給をしておくことがまず重要だし、1時間程度のランでも給水ボトルを携帯したほうが安心だ。
また、発汗や体力の消耗も激しいので、その点十分に注意が必要となる。特別な場合を除けば1時間以上のランは避けるのが賢明だし、体調に不安がある場合は無理してはいけない。
熱波の激しかったこの2日間で見てみよう。※気象庁 過去の気象観測データから
【7月8日・大垣】
・この日は多少雲があったようだが、1日を通じてほぼ太陽も出ていた(日照時間から推察)。
・日の出は4:50台。この時間帯30分ほどは雲に遮られて日照はなかったようだ。
・この日の最低気温は、太陽が顔を出す直前の5:00で24.8℃。
・25.5℃を下回っていた時間帯は4:00~5:50の約2時間。
・6:00には一気に0.3℃上昇して、このあと、6:30には26℃、7:10には27℃、8:00には28.5℃、8:30には29℃、9:00には30℃と30分刻みで1度ずつ上昇。太陽が出て1時間ほどあとから急激に気温が上昇し始めるのか?
・9:00に30℃を超え「順調に」気温を上げ、13:30には35℃を超える。17:20に35℃を切るまで約4時間にわたり35℃以上をキープ。最高は16:10の35.7℃。
・その後は、徐々に気温を下げていく。日没は19:10台だったようだが、この時間帯は雲にさえぎられて日照はあまりなかったようだ。
・22:10(!)にようやく30℃を下回る。とはいえ24:00でも28.9℃。
【7月9日・大垣】
・前日とほぼ似た太陽、雲の状況だったよう。日の出は4:50台。太陽が顔を出したのは5:10ごろ。日没も前日同様19:10台ながら、18:50以降は日照時間はゼロ。
・昨日より全般的に約0.5~1℃気温が高い。
・最低気温は4:50で25.6℃。
・26℃以下だったのは4:00~5:30の1時間半。26.5℃以下なら3:10~6:30まで3時間以上あった。といっても3時からはとても走れないが。
・6:40に一気に0.4℃上がると、このあとグイグイ気温は上昇する。6:50には27℃、7:40には28℃、8:10には29℃、8:40にはもう30.6℃に達する。
・12:40に35℃を超えると17:40まで、きっかり5時間にわたって35℃以上をキープ。最高気温は36.3℃で14:10、14:30、15:10の3度記録。
・19時台で32~33℃、20時台で31~32℃、21時台でも30.5~31℃。30℃を下回るのは、ようやく23:10である。
いつ走るか? 「朝でしょ」
結論から先に言えば、この時期もっとも涼しい時間帯はおよそ「4時から6時」の2時間。つまり、「>日の出の時刻を挟んで前後1時間」と見ればよい。6時半を過ぎると気温の上昇は急激化するので、6時半には上がる前提で走るべきだろう。
とはいえ、夜走るのに比べれば(都合さえ付くなら)もう少し遅い時間でもまだアドバンテージがある。
夜となると、これはもう熱風ランを覚悟しないわけにはどうしたって行かない。22時以前に30℃を下回ることはほぼ期待できない。「深夜ラン」というものがあるなら、日付の変わった24時以降に走ってみるのは可能かもしれないが、それでも朝の8時よりも暑い。
夜しか走れないなら、何時に走ろうが30℃以上の暑さを覚悟しなくてはならないので、時間帯よりもむしろ給水の備えが重要になる。走りだす前に十分な水分補給をしておくことがまず重要だし、1時間程度のランでも給水ボトルを携帯したほうが安心だ。
また、発汗や体力の消耗も激しいので、その点十分に注意が必要となる。特別な場合を除けば1時間以上のランは避けるのが賢明だし、体調に不安がある場合は無理してはいけない。