以下のような記事がありました。
今、小・中学校の9年間を「6.3制」にとらわれず一体的に学ぼうという
「小中一貫教育」が全国で試験的に実施されている。
ただ、その多くは学校が別々にある施設分離型である。
施設一体型のメリットは何だろう。小・中学校の先生の職員室が同居する。
小学校と中学校の先生が同じ部屋で仕事をするのである。
これなら子どもの情報交換が今より、はるかに進むはず。
9年間を見通した学習計画も立てやすくなるだろう。
勉強嫌いや苦手な科目を持った児童への早い時期からの対応が期待できるし、
さらには得意分野のある児童・生徒へのサポートも大いに期待したい。
いい家庭環境、社会環境があってこそ、いい子どもは育つだろう。
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小中一貫校は、義務教育9年(小学校6年、中学校3年)を一体化し、
発達状況を勘案して「4・3・2」や「5・4」などのように、柔軟に区切りをつけて編成する。
この制度導入の判断やカリキュラムの組み立ては、市区町村の判断に任せられる。
いくつか利点が挙げられている。
一つは、中学進学時、教育環境と内容の急変に子供が対応できず、
不登校やいじめの原因になりやすいという「中1ギャップ」の解消だ。
学力面では、教員が小中段階にまたがって授業を工夫することで、円滑に学習指導しやすくなる。
英語に期待が高い。また幅広い異年齢集団は、
社会性を豊かにし、責任感や思いやりを育むとも指摘されている。
以前、6・3・3制を4・4・4制などに、という新聞記事をブログに書いたことがありました。
昔に比べると心身の成長も早いし、小学校が6年というのは長すぎると思う。
6年生になれば、教科別の先生に習う方が良いだろうし・・・。
ゆえに、義務教育は5・4制の方が良いと思う。
小・中学校を新たに建てるなら施設一体型に出来るけれど、
今ある小・中学校を一体型にするのは、工夫が必要でしょう。
アメリカは州によって法律が違うけれど、9年生とか12年生と言っている
ドラマなどを見たことありました。そう呼ぶと、なんだか一体感があるかも。
(カミそうだけれど)
今ある小学校、中学校に12年生まで収容すれば、即一体型になる。
教室数は決まっているので、小・中学校の近所の生徒が通えばいいだけの事。
そうすれば、日本中で施設一体型で運営できる。
施設分離型が一気に解消される。
小学校と中学が離れている施設分離型だと、小中一貫校の良さが半減されてしまうでしょう。
「中一ギャップ」の解消にはならないのでは
文科省は、本当に真剣に、考えているのでしょうか
高学年は3、4階の教室を使ったり、椅子と机のサイズを変えたりする。
近くの小学校は生徒数が減っているので、空き教室が多い。
今すぐにでも、小・中学校一貫教育ができそう。
日本は以前なら、全国一律だったけれど、市区町村に任せるって、
少しづつ変化している~。
道州制が言われているし、地方の時代と言われて久しい。