新聞の連載記事です。
進む肝炎対策
武蔵野赤十字病院 副院長 泉 並木氏
生涯に1度は検査を
国内の肝炎ウィルスの感染者はB型が推計120万人。
C型が150万人。感染に気づいていない感染者は約78万人いるそうです。
保健所などが行う肝炎ウィルス検査は、国や自治体の補助により無料で受けられます。
感染していても自覚症状は、ほとんどなく、受診や治療に至らない患者が目立ちます。
肝機能が安定していることを理由にウィルス除去を勧めないケースもみられ、
いきなり肝硬変や肝がんが見つかることも少なくありません。
C型肝炎ウィルスを放置すると肝がんになるリスクは約200倍になります。
B型、C型とも8~9割が治療でウィルスを押さえ込める時代です。
早期に専門医を受診し、適切な治療を受けてください。
昨秋、「ダクラタスビル」と「アスナプレビル」という新薬の併用治療法が保険適用されました。
約85%の患者に有効です。
特定の遺伝子に変異のある場合は約4割にしか効かない上、
薬剤耐性ができて別の薬が使えなくなる恐れがあります。
日本肝臓学会は、この治療を受ける前に極力、遺伝子検査を行うよう、注意喚起しました。
また、肝臓病治療に精通した医師が処方を行うべきだと明記しています。
遺伝子変異が見つかった人に「ダクラタスビル」は薦められません。
別の新薬が今夏にも使える可能性がるからです。
普段、考えることもないのですが、
無料なので、検査を受けたいですね。
自治体に電話すれば、教えてくれるでしょう。
~~~
20歳頃からの友人Sさんと会った時、当時の話題は、お互いに良く覚えていた。
その後、友人Kさんと久しぶりに話した。
Kさんが思い出話をした。それが10数年前の頃のこと。
私の話題なのだけれど、全く覚えていない
それは、普通なら、忘れないだろうというようなこと。でも、初めて聞く自分のことの様。
全く、誰の話と言う感じだった。今まで、このような事はなかった。
普通は「あぁ、なんとなく思い出した!」という風なのだろうけれど・・・
Bさん曰く、私の話したことって、とっても良く覚えていると言っていた。
結構、語っていたのだと思う
この件で、なんとなく不安になり、友人Yさんに、この事を話した。
そうしたら、Yさんが、20年以上前の事を話した。
それも、そういえば、あったかもしれないと、少しだけ思いましたが、思い出したわけではない・・・
よくお年寄りが、昔々のことは覚えているけれど、昨日のことは覚えていないという。
自分で自分に驚いてしまった。
時間のスパンが長い~、10年単位