幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

「天国でまた会おう」:映画 面白そう

2020-05-01 08:12:52 | 映画

今、見たいヒューマン映画

映画評論家 おかむら良

 

【日本映画】

生きる 1952年

黒澤明監督。がんで余命を悟った公務員が

地元の人々のために公園造りに奔走する。

 

八重子のハミング 2016年

若年性認知症の妻を12年も介護した実話の映画化。

 

魚影の群れ 1983年

緒形拳、夏目雅子、佐藤浩市が共演。

家出妻を追う緒形、自転車の夏目、魚と格闘する佐藤が見もの。

 

この世界の片隅に 2016年

のんびりやのヒロインが見た大戦下の広島呉の生活を描く。

 

黒い雨 1989年

井伏鱒二の同名小説を今村昌平監督が映画化。

 

【外国映画】

ブレードランナー 1982年

SF映画の傑作。舞台はまさに2020年。酸性雨が降る下で、

ハリソン・フォード演じる特殊警察のブレードランナーと、

人造人間のレプリカントが闘っている。限りある命の意味を問いかけてくる。

 

スタンド・バイ・ミー 1986年

少年たちが直面する厳しい現実が立ち上がるシリアスな感動作。

しっかり者の少年を演じたリヴァ-・フェニックスが輝いていた。

 

ショーシャンクの空に 1994年

大人の友情。えん罪でショーシャンク刑務所に収監された主人公。

見終わった時の爽快感が抜群。

本作と「スタンド・バイ・ミー」の原作はスティーブン・キングの小説。

 

天国でまた会おう 2017年

恋愛や肉親との確執や裏切りなどが絡み、

先が読めない面白さと感動に引き込まれる。意表を突くラストが秀逸。

 

ブロークバック・マウンテン 2005年

男同士の切ないラブストーリー。

異性間でも同性間でも愛は変わらないと実感させられる。

この中の日本映画は一本も見ていない。「生きる」は見てみたい。

外国映画では「スタンド・バイ・ミー」と「ショーシャンクの空に」を見た。

2本とも忘れられない映画。

「天国でまた会おう」は面白そうなので見たい~♪

~~~

新作ドラマが撮影中止になっていて、旧作ドラマが放送されています。

2007年の「ハケンの品格」を楽しく見ています。

今週見たのは忘れていたストーリーでした。

 

一騎当千の春子ですので、助産師の免許も持っていた!

取引先に行った時、そこの娘さんのお産が急に始まってしまった。

春子がリードして、無事に産まれました。

 

一匹狼的な彼女です。会社の仲間から(小泉孝太郎など)

お誕生日を祝ってもらい、こんな無駄なことしないでと怒った。

しかしバス停で1人、バスディー・カードに書かれた、

仲間の言葉を読んで涙を流していました。いつも強気な春子ですが・・・

~~~

追伸:

動画サイトで、「天国でまた会おう」を見終わりました。

家族が契約しているのですが、今まで、これで見たことありませんでした。

見る暇がなかったのか!?

無料が多いのですが、これは最近:2017年の作だからか有料でした。

このストーリーを考えた人は、すごい。良い映画を見ると、

いつも、同じことを思うけれど。

 

 


歴史に学ばず、現場を知らず~

2020-05-01 07:46:25 | 社会

新聞記事から。抜粋ですが長いかも。

 

人文知を軽んじた失敗。

歴史に学ばず、現場を知らず、統率力なき言葉

藤原 辰史

京都大学人文科学研究所 准教授

 

ワクチンと薬だけでは、パンデミックを耐えられない。言葉がなければ、

激流の中で自分を保てない。言葉と思考が強ければ、視界が定まり、

周囲を見わたせる。どこで人が助けを求めているか。流れを読めば、

救命ボートも出せる。歴史から目を逸らし、希望的観測に曇らされた言葉は、

激流の渦にあっという間に消えていく。

 

歴史の知はいま、長期戦に備えよ、と私たちに伝えている。

長期戦は、多くの政治家や経済人が今なお勘違いしているように、

感染拡大がおさまった時点で終わりではない。パンデミックでいっそう

生命の危機にさらされている社会的弱者は、危機の終息後も生活の闘いが

続く。誰かが宣言すれば何かが終わる、というイベント中心的歴史教育は、

二つの大戦後の飢餓にせよ、ベトナム戦争後の枯葉剤の後遺症にせよ、

戦後こそが庶民の戦場であったという事実をすっかり忘れさせた。

封鎖下の武漢で日記を発表し、精神的支えとなった作家の

方方:ファンファン氏は

「一つの国が文明国家であるかどうかの基準は

(中略)ただ一つしかない。

それは弱者に接する態度である

と述べたが、

これは「弱者に愛の手を」的な偽善を意味しない。

在宅勤務が可能な仕事は、「弱者」の低賃金労働に支えられていることに

寄ってしか成立しないという厳粛な事実だ。今の政治が医療現場にピントを

合わせられないのは、世の仕組みを見据える眼差しが欠如しているからである

 

南洋の戦場に行き、生還後、人間より怖いものはないと私に教えた

元海軍兵の祖父、感染者の出た大学に脅迫状を送りつけるような現象は

関東大震災のときにデマから始まった朝鮮人虐殺を想起する、と

伝えてくれた近所のラーメン屋のおかみさん。そんな重心の低い知こそが、

私たちの苦悶を言語化し、行動の理由を説明する手助けとなる。

 

これまで私たちは政治家や経済人から「人文学の貢献は何か見えにくい」と

何度も叱られ、予算も削られた。

だが、いま、以上の全ての資質に欠け事態を混乱させているのは、

あなたたちだ。

長い時間でものを考えないから重要なエビデンス(証拠)を見落とし、

現場を知らないから緊張感に欠け、

言葉が軽いから人を統率できない。

アドリブの利かない痩せ細った知性と感性では、濁流には立てない。

コロナ後に弱者が生きやすい「文明」を構想することが困難だ。

危機の時代に誰が誰を犠牲にするか知ったいま、

私たちはもうコロナ前の旧制度には戻れない。

藤原さんの論考

「パンデミックを生きる指針 歴史研究のアプローチ」は

ウエッブサイト「B面の岩波新書」に掲載中。 

第一次世界大戦は、戦後の飢餓と暴力、そして疫病による死者の方が

戦争中よりも多かった、そうです。

うろ覚えですが、人文学は不要みたいなことを言われたことあった。

そんな前でもないと思う。

上記に、何度も叱られ、予算も削られたと書かれている。

最初、読んだ時、難しいと思いましたが、何回か読んで分かりました。

~~~

友人がメールで「今、少しずつ部屋の片付けをして、

捨てる物が山のように出てきます。

たくさん捨ててるのに、全然スッキリしません()」と書いてありました。

 

 

 

 

 

 


コメント

コメント記入