新聞記事から。
日本人の人口1千人あたりの医師数はドイツの半分で、
主要7カ国でも最小だという。医療費を削るため、
人材教育や設備が過度に抑えるられてはこなかったか。
医療体制のどこを強化し、どれだけお金をかけるべきか、
これから真剣な議論がいる。
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食の自給へ転換する時だ
谷口 吉光
秋田県立大学教授 日本有機農業学会会長
コロナ禍の原因のひとつは、行き過ぎた大都市への人口集中だ。
首都圏と関西圏で感染拡大の懸念が最も高いのは、数百万人の
人間を高密度に居住させる大都市という構造が、ウィルスの増殖に
極めて都合がいい環境だからである。
国や自治体は、経済のグローバル化の見直しや地方への人口分布へ
ぜひ本格的に取り組んでほしい。
食と農を自給することの大切さだ。コロナ渦で食料の海外依存の
危うさがあらわになっている。
日本の食料自給率は37%しかない。輸入が途絶えれば一気に
食料不足に陥るのは目に見えている。
これを機に、国内でまかなえる食料はできる限り自給し、
農業を支えている小規模農家や新規就農者を含めた
多様な担い手を総合的に支援する方向に転換すべきである。
産地と都会がもっとつながれば、地方や農業の魅力が広く知られ、
地方移住者も増えるに違いない。
食と農の自給は、コロナ禍で明らかになったグローバル経済と
大都市への人口集中の弊害を大きく変えていく糸口になると
私は考えている。
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大都市の人口集中は通勤ラッシュもあるし、
感染数は人口に比例していますね。
大手企業では週休3日にする会社もあるようですね。
一週間の働く時間は同じにするので1日の勤務時間が増えるのですが、
通勤ラッシュは少しは緩和されるでしょうね。
時差通勤は即、実行してほしいです。
通勤ラッシュって、3密の最たるもの。
首相が時差出勤を再三再四、訴えてほしいです。