幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

アドラー「人生の意味の心理学」@Eテレ

2016-02-11 11:00:30 | TV番組

Eテレの「100分de名著」 今月はアドラー「人生の意味の心理学」です。 

録画して見ています。

 

(HPを貼り付けました)

「性格は変えられる」「トラウマなど存在しない」「嫌われる勇気をもて」等々、

常識を覆すような幸福論を掲げ、

今、多くの悩めるビジネスマンや若者たちに、人生の指針として読まれている心理学者がいます。

アルフレッド・アドラー(1870-1937)。

100分de名著では、そのアドラーの主著「人生の意味の心理学」を

現代の視点からわかりやすく解説し、アドラー心理学の入門編としたいと思います。

アドラーは第一次世界大戦の戦争体験などを通して、人間の心理の本質を究明。

 

その思想は、過去の原因ではなく未来の目的を重視し、

人間は自分自身の力で人生を意味づけ変えていくことができるという、

ポジティブな人間観に貫かれています。


アドラーの著作がここまで人々の心を魅了してやまないのはなぜでしょうか? 

哲学者の岸見一郎さんは、アドラーが難解な専門用語を極力使わず、

「どうすれば幸福になれるのか」「いかにして生きていけばいいのか」についての明確な

イメージをシンプルに提示しているからだといいます。

そして、自らの劣等感への向き合い方や複雑な対人関係のしがらみから解放される方法が、

極めて実践的に書かれていることも大きいそうです。

「人間はどうしたら幸福になれるのか」という普遍的なテーマを考えていきます。

 

 2回目は劣等感と優越感のことでした。

 私たちを悩ます「自分で自分を好きになれない」という劣等感。

アドラーは、その状況が、「自分で自分を好きにならないよう」決心している結果だと分析する。

そこには「他者に拒絶されるくらいなら最初から関わらないほうがましだ」と考え

「他者との関係の中で傷つかない」ことを選んでいる自分がいるというのだ。

アドラーは私たちを苦しめる劣等感を「客観的な事実」ではなく、

他者との比較から生じる「主観的な解釈」だととられることで、その解釈自体を転換し、

むしろ自分自身の成長のバネにしていくことを提唱する。

第二回は、アドラーが「劣等コンプレックス」「優越コンプレックス」という概念で明らかにした

自分を苦しめているものの正体を明らかにし、それを乗り越える方法を学んでいく。 

 

岸見一郎先生の説明は、競争や勝ち負けで生きていると劣等感が生まれてくる。

普通であることに勇気を持つ。

”そのままの自分を認めよう” by Alfred Adler

劣等コンプレックスから抜け出すには?

普通であることの勇気を持つ。ありのままの自分から始めよう。

ライバル、盟友を持つことは、それ自体問題ではない。でも、競争しない。

上を目指すのではなく平面を歩いていくというイメージ。上ではなく前を向いていく。

道を歩く速度は人それぞれ違うということ。

 

 子育てでも、兄弟と比較してはいけないと言われている。

お兄ちゃんはこれを簡単にできたのに、なぜ、あなたはできないの、などと言うこと。

一般にも、人に勝つのではなく、自分に勝つのだと言われていますね。

弱い自分に勝つのは難しいです。 

 

私の好きな言葉です。ありのままと桜梅桃李。 

桜梅桃李(おうばいとうり)とは、(すもも)のこと。

いずれも独自の美しい花を咲かせることから、

桜は桜の、梅は梅の、桃は桃の、李は李の特徴を改めることなく、

生かしていくとの意味である。 ウィキペディアより

 

※ 人それぞれのよさがある。桜が梅を羨むこともないし、梅が桜を羨むこともない。

それぞれが美しい。

犬も猫も人気のペットですが、それぞれのよさがあるので、

犬が今、大人気の猫になりたいなんて思うこともない^^



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アドラーで人生観が変わった (アガサ)
2016-02-11 18:36:56
アドラーは「勇気」ということばをよく使いますね。
こわがらないということじゃないかと思っています。
意外と普通のことを言っているのですよね。
返信する
見ました (keito2)
2016-02-11 19:41:37
1回目の放送見ました。
開設してくれるので分かりやすかったですね。
2回目は録画して、まだ見ていません。

桜梅桃李と言う言葉素敵ですね。
ナンバー1よりオンリー1ですね~
返信する
アガサさんへ (るり)
2016-02-12 08:43:18
最初、アガサさんがブログでアドラーのことを勉強したとアップしてくれましたね。
その時、アドラーの名前を初めて知りました。
私たちが思い込んでいたことの反対が多いので、最初、えぇ! という感じですが、それが正解なのだと分かるとスッキリしますね。
「勇気」は人生のキーワードですね
返信する
keito2 さんへ (るり)
2016-02-12 08:58:23
岸見先生と2人のMCの対話でより分かりやすいですね。
平面を歩いているイメージが大切なのですね。その結果は、自分が思っている以上になるかもしれませんね。

「桜梅桃李」筆で書いてみたいですね。オンリーワンですね。これも深いですね
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