幸せアップ+α

TVを見ていることが多いし、いろいろ感じることがある。

「昭和偉人伝」@杉原千畝

2016-02-04 07:52:03 | 感動

立春の頃って一番寒いですよね。

3日にBS朝日で放送された「昭和偉人伝」:杉原千畝 を見ました。

生前の奥様が「徹子の部屋」で、ご主人の思い出を話されている姿が映されていました。

リトアニア領事館前に大勢のユダヤ人たちが来たのを見て、

奥様と2人でビザを発給することを2日間悩んだそうです。

そしてナチスに知られれば、もしかして奥様にも危険が迫るかもしれないので、

自分一人でやると言われたそうです。

 

お孫さんや、姪御さん、貿易会社@モスクワで働いていた時の部下だった方など

皆が思い出話をしていました。

元部下の方は、杉原千畝さんは昔のことを、一切話さないので、

千畝さんがイスラエル政府から表彰された時は、「本当ですか?」と聞いたら、

微笑まれて「そうだ」と答えたそうです。

本当にビックリしたと。さすが謙虚な人柄です。

 

日本政府は戦後、千畝さんの存在を消した。ユダヤ人たちにビザ発行を認めなかった反人道的な態度が

明らかになってしまうし、都合が悪いので、千畝さんを外務省から追い出してしまった。

日本の官僚のスケールの小ささが、ここでも明らかになってしまった。← いつかばれる! 

そして姑息な態度が、より鮮明になってしまうのにね。

 

私のしたことは外交官としては間違ったことだったかもしれない。

しかし、私は頼ってきた何千人もの人を見殺しにすることはできなかった

大したことをしたわけではない。当然のことをしただけです。 杉原千畝

 

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見ました (keito2)
2016-02-04 12:07:28
偉い人だったのですねぇ
何故、いままで知らなかったのかと思いました。

外務省から追い出された千畝さんは、どれほど残念な思いをされたことでしょうね。
解雇されなければ、もっといいお仕事をされたのではないかと思います。
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外交官 (アガサ)
2016-02-04 20:26:19
外交官として行動するのか、人間として行動するのか
究極の選択だったのですね。
当時、外務省で評価されなかったのが、知名度の低さの原因なのでしょうか。
結局は、日本のために大いに役立ち、外交官としてもちゃんと仕事をしたことになったのに。
外務省にはろくな人間がいなかったのですね。
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keito2 さんへ (るり)
2016-02-04 22:49:36
この様な番組で取り上げてくれるので、詳しくわかりますね。
やはり学校で教えてほしいですね。
外務省を追い出された時は、どんな思いをされたでしょうね。海外で苦労の連続だったし・・・
外務省は大人材を失ったことにも気がつかなかったのでしょうか!?
奥様に謝った時は、もう千畝さんはこの世にはいなかったのですから・・・
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アガサさんへ (るり)
2016-02-04 23:07:49
ナチス時代の緊迫した状況での判断は大変な勇気が必要だったことでしょうね。
当時の外務省は自分たちのミス(反人道)を隠したかったのでしょうか。
外務省って海外の情報を一番先に知るのではって思うのですが、彼が顕彰されたら、その時に行動すべきが、それでもまだ、行動ができていなかった。
2000年になって、やっと非を認めた。情けない・・・
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