コラムから抜粋しました:
2016年も多くの人が旅立った。残された言葉で亡き人を偲び、「予言」に耳をすます。
永六輔さん(享年83)は、掲示板の言葉を心に留めた。
〈 子ども叱るな来た道じゃ/老人笑うな行く道じゃ 〉
まなざしの優しい世に
イタリアの作家ウンベルト・エーコ(享年84)の『薔薇の名前』より。
〈 あらゆるもののうちに安らぎを求めたが、どこにも見いだせなかった。
ただ片隅で書物と共にいるときを除いては 〉
本が愛される世に
蜷川幸雄さん(享年80)の回想にある。
〈 休養して充電したほうがいいと書いた評論家もいたな。
誰が充電なんかするか、電気カミソリじゃあるまいし 〉
熱い心をはぐくむ世に
*
随分前、『薔薇の名前』の映画を見ました。ショーン・コネリー主演。
とても印象に残っている映画でした。その原作を読めばもっと面白いでしょう。
今年も拙いマイ・ブログを読んでいただいて、大変ありがとうございました。
秋頃から、毎日のようにブログを書くことが多かった。
そうしたら、読んでくださる人も多くなりました。
ブログを書くと、いろいろなことに目が行くようになり、とても勉強になりました。
皆さま、良いお年を~