香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

森雅之 森環 2人展

2019-01-23 00:45:07 | なんでもない話


昔から好きだった森雅之さんの作品展が
札幌で開催されるので、仕事中にのぞいてきた
池内の6階に本屋さんがあったとは、知らなかった
そして、想像以上にこじんまりとした作品展だったけど
その分、ゆっくりと見ることができた



本も一冊購入
2月3日までやっているので
きになる方、ちょっとした時間が作れたら
行ってみて欲しいなぁ

長沼のカレー屋さん 三本木
本棚にたくさんの本があって、
2回目に行った時に、本棚の中に森雅之さんの「追伸」があった
他にも好きな作家さんの本が多くて、嬉しかったな
マスターが作品展に来れますように

三本木のカレー、
マトンとサバカレー、サバと豆カレー

あっという間に

2019-01-20 10:45:22 | なんでもない話
年も明けてもう20日
なんてことでしょう。。。

年明け元旦は、2年ぶりに白石サイクリングロードをJog



冬休みの間、突然の雪にあたりながらも
いつもの北海道大学内をJog



12日は、長沼のほくほく庵にうどんを食べに行く道を走るJog



14日は、エスマラソン部で参加した
ほっかいどう大運動会で、4時間リレーに参加





階段の上り下りを含めて約2km位のコースを
6人で4時間、何周できるかのリレー
エスマラソン部男子部は、高速ランナーが多く、早い早い
わたしが入った女子部は、ファンラン
後半、2名が予定があり走れなかったので4周走ったら
次の日、事務所の階段がきつかった〜

年明けから、札幌ドームナイトランに2回行って、
マイペースで雪のない道を気持ちよく走ったり
調子良かったのだけれど
先週、すっかり風邪をひいてしまい、
昨日今日とお天気がいいのに、走れずにいる体たらく
無理せず、ちゃんと治して、また元気に走りましょう

この頃は、読書はなかなか集中できず
Amazonプライムで、映画やドラマを見ていることが多かったりする
宮部みゆきさん原作のドラマ『楽園』は面白かった

2冊だけ読み終わった本

向田邦子さんの
『海苔と卵と朝めし』



うまいもの好きで、食べものエッセイに定評のある
向田邦子の食いしん坊エッセイ傑作選。
思い出の食卓、ウチの手料理、お気に入り、日々の味など、
食を通して著者の魅力を存分に味わう一冊。


向田邦子さんのエッセイは多分全部読んでいるし
古いけど、文庫本で持ってはいるのだけど
こういうテーマに沿って読むとまた楽しい
読み始めてから30年近く経つけれど、
何度読んでも、新鮮に心の襞に文章が入り込んでくる
やっぱり、大好きだなぁとしみじみした
装丁もすごくいいなぁと思って本を手に取ったのだけど
装画は吉田篤弘さんだった
吉田さんの小説も読みたくなってきた

朝倉かすみさんの
『平場の月』



「おまえ、あのとき、なに考えていたの?」
「夢みたいなことだよ。夢みたいなことをね。ちょっと」
朝霞、新座、志木――。
家庭を持ってもこのへんに住む元女子たち。
元男子の青砥も、このへんで育ち、働き、
老いぼれていく連中のひとりである。
須藤とは、病院の売店で再会した。
中学時代にコクって振られた、芯の太い元女子だ。
50年生きてきた男と女には、老いた家族や過去もあり、
危うくて静かな世界が縷々と流れる――。
心のすき間を埋めるような感情のうねりを、求めあう熱情を、
生きる哀しみを、圧倒的な筆致で描く、大人の恋愛小説。


切なかったなぁ。
年齢的にも身につまされる話で
悲しくて、寂しくて、優しさが身にしみた





お正月休みに買ったヒヤシンスが咲き
3年前に恵庭で買ったランの花が今年も咲いて
うちの中はちょっと華やいでいる
今日の夜は、初売りで買ったフランスワイン15本から
どれか1本を開けて飲もうかな
どれにしようかな、楽しみ楽しみ


平成30年もおしまい

2018-12-30 23:49:59 | なんでもない話
1ヶ月以上、ブログを放置
本の記録と、人に見られてもいい日記ブログ
なーんの意味もないんだよね
しかし、ちょっとした自分の居場所だしね。。。

1ヶ月ちょっと前になるけれど
江別にできた蔦屋書店に行ってきた



12月はとっても寒い日々が続いた中
自宅から車で1時間近くかかったかなぁ





3棟に分かれて、それぞれにテーマがあり
すごいたくさんの本と、珈琲とか飲みながら読書できる環境に
近くにあってほしいと!と身悶える
土日は、かなり混み合っているので平日に行ってみたいけど
蔦屋休暇なんて、取れるかしら。。。

そこで発売されていることに気づいて買った本が
宮部みゆきさんの杉村三郎シリーズ5作目
『昨日がなければ明日もない』



『希望荘』以来2年ぶりの杉村三郎シリーズ第5弾となります。
中篇3本を収録する本書のテーマは、
「杉村vs.〝ちょっと困った〟女たち」。
自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳ありの家庭の訳ありの新婦、
自己中なシングルマザーを相手に、杉村が奮闘します。


3つの事件全体が、結構ダークだったけど
特に1番目の「絶対零度」は、きつかった
登場人物がシリーズものなので、親しみがある分
暗くてきつい事件を読んでいる気持ちが和らぐけど
宮部さんの現代物は、面白いけどきついなぁと
改めて思った本だった

新聞広告で知って電子書籍で読んだ
東山彰良さんの『夜汐』



文久三年。やくざ者の蓮八は、
苦界に沈んだ幼馴染み・八穂を救うため、
やくざの賭場から大金をせしめた。
報復として蓮八に差し向けられたのは、
凄腕の殺し屋・夜汐。
京で新選組の一員となり、
身を隠すことにした蓮八だが、
ある日八穂からの文を受け取る。
帰ってきてほしい……その想いを読み取った蓮八は、
新選組から脱走することを決意。
土方や沖田からも追われながら、
八穂の待つ小仏峠に向かうべく、必死で山中を進む。
だが、夢で蓮八に語りかけ、折りに触れ彼を導くのは、
命を狙っているはずの夜汐だった――。


東山さんの作品は、直木賞の「流」以来
歴史小説も書くんだなぁと思っていたら
初めて書く歴史小説だった
幕末の時代、どうしようもないことだけど
切なくて悲しかった

本屋の平台にずっと乗っていて気になっていた本
森口裕子さんの『行方』



公園から忽然と姿を消した三歳の琴美。
両親は必死に捜すが、一向に見つからない。
――22年後。自堕落な生活を送る幸子のもとに、
一通の手紙が届く。
差出人は、消息不明の妹を捜し続けている男だった。
同じ頃、浜名湖畔で楓は父親の誠司とペンションを営んでいた。
ある日を境に、誠司に対して不信感を抱く楓。
父は何か秘密を抱えて生きているのではないか。
交わるはずのなかった人生が交錯したとき、
浮かびあがる真実。切ない想いが胸を満たす長編ミステリー。


突然、娘がいなくなってしまった母親の気持ち
静かに耐えて受け止める父親の姿に
ずっと胸が痛かったし、切なかった
どんな理由があろうと、犯罪は身勝手なものだと思う

12月は、どなたも忙しく過ごしているでしょうが
わたしの仕事も、相変わらずに増しての状態だったのに
中旬には、風邪をひき1日寝込み
21日の会社の忘年会で、牡蠣のコースを食べて
牡蠣を食べたほぼ全員があたってしまうという災難
あたったことで、厄を落として
来年は、良い年であること間違いなし

好きな言葉
良いお年をお迎えください

あっという間だった

2018-09-17 20:58:19 | なんでもない話
6日の朝方3時に地震があって
びっくりして飛び起きてテレビをつけていたら
母から電話が来て、びっくりしたね〜と言い合っていたら停電
まさか2日間も続く停電になるとは思わなかったな

会社に行ったけれど、電気がつかないとPCも電話も使えず
それでも、やる仕事はあったのだけど落ち着かず
まだ大きな地震が来るかもしれないという情報で、解散

マンションに住む母が心配で、信号がつかない札幌の街を運転して向かったら
北1条通りや12号線と、大きな道路で、信号は1個しか付いていなかった
でも、運転者たちが節度を持って気をつけているからか、
怖い思いもせず、意外とスムーズにマンションに着くことができた
母のマンションは水が出なくなっていたので、わたしの部屋に行くことにする
母が、携帯用のラジオを持っていてくれたので、とても助かった

当日の夜に停電が解除になった地域もあったのだけど
うちは、近くまで電気がついているのはわかったけれど停電中
停電していると、暗くなったら寝ようかということになるのは
いいのかもしれないなと、余震を恐れながらも思っていたりして、、、

次の日の早朝、母のマンションに行ってみると電気が開通していたので
さて、仕事に行きましょうかとシャワー浴びていたら
会社もまだ停電しているので、本日は休みというLINE
母の家でテレビをつけて、地震の被害映像を見て、本当にびっくり
まだ余震はあるけれども、今は電気ガス水道が使えて
スーパーでも、だいぶ商品が揃って来て、普通に暮らせているのは幸せ
まだ大変な地域がたくさんあって、胸が痛いけれど

先週は、きっとまだ気持ちが落ち着いていなかったのかな
忙しさもあって、精神的にちょっときつくて、嫌な自分になっていた
今回の3連休、土曜日と今日は、午前中に仕事があったのだけど
気持ちはゆっくりと過ごすことができてよかった

土曜日は、仕事先の近くの前田森林公園でJogしてきた



地震の前の日の台風の影響で、たくさんの樹々が倒れていた



マガモたちがウロウロしていてちょっと切ない





入れない場所もあったけれどゆっくり1週
しかし、腰痛がピキッとしたので、早々に退散
少しだけど、走ると気持ちがいいな

次の日は、twitterで友人の書き込みを見て
モエレ沼近くのたまゆらの杜で岩盤浴に入ろう!と
せっかくなので、モエレ沼公園を久しぶりに走ろう!と



ゆっくりゆっくり、前日よりは少しでも走りたい



丘珠空港からの飛行機が見えて気持ちよい
せっかくなのでモエレ山にも登ってみる
全然、走っては登れなかったけど、ゼーゼーだったけど
だからこそ、気持ちいい〜〜ー!





お風呂も岩盤浴も気持ち良かった
1200円と、ちょっとお高めだけど
岩盤浴にゆっくり入れることを考えたら高くないなぁ
また行こう

今日は、仕事がちょっと長引いてしまって
お昼を軽く食べてから、自宅周りをちょっとだけ走ろうと
オニューのランニングシューズを下ろしたのだ



でもでも、全然走れなかったのはちょっと寂しい
ストレッチや筋トレ、ダイエットを真剣にしなければ

仕事の日は、頑張って悔いのないように働き
休みの日は、自分らしく走ったり本を読んだり、楽しめるように

トークショー

2018-07-29 20:05:30 | なんでもない話
昨日は、Air-G『Sparkle Sparkler presents 松尾の部屋』で
Northern Kitchenで行われたジェーン・スーさんのトークショーへ



Air-GのHPにトークショーの様子がちょっと載っていた
トークショーの模様
ちょっと小さく写っていることを、twitterで教えてもらったよ

TBSラジオ「生活は踊る」をラジオクラウドでずっと聞いていて
大好きだったスーさんのエッセイは今回のトークショーに向けて
初めて読んだのだけど、想像以上にとてもいいエッセイだった
『生きるとか、死ぬとか、父親とか』



20年前に母が他界、気づけば父80歳、私は40代半ば。
いまだに家族は増えていない。会えばギクシャク、
一時は絶縁寸前までいった父と娘だけれども、
いま父の人生を聞いておかなかれば、一生後悔する――。
戦時中に生まれ、戦後社会に出て必死で働いた父。
母との出会い、他の女性の影、全財産の喪失……。
父の人生と心情に迫る、普通にして特別な家族の物語。


このエッセイのことも含めてお話は多岐にわたって
ああ、この人と友達になって、ずっとお話ししていたいなと思った
新潮社のHPに特設ページがあったのでご紹介 → こちら

終わってからは、誘ってくれたせ◯こさんと一緒に
リッチモンドホテルのクラフトビールフェスティバルへ

  
クラフトビールは美味しいけど
やっぱり最後はサッポロクラッシック

そして、バスセンターの方で道産ワインを飲ませてくれるという
ヴェレゾン
いやぁ、せ◯こさんのリサーチ力は素晴らしいのだ
美味しいワインをついつい、くいくい

  

余市ワインと長野ワイン、本当に美味しかった
気持ちよくなって、帰りに予約していたCDをコンビニにより
受け取って帰ってきた



斉藤和義さんの歌うたい25
先行予約特典の裏ベストと、バブルヘッド人形付き
しばらくは斉藤和義漬になりたい

今日は、久しぶりに走ったのだ
ほんと、久しぶりだったので、バテバテヘトヘト
暑かったので、汗でベトベト



北大の大野池前にできたセイコーマートは
景色に溶け込んでいて、涼しげだった
また、少しずつでも走り始めようと、思うのだよ

宮本輝さんの「流転の海」シリーズが完結したと聞き
8巻の「長流の畔」を再読したら
1巻目から読みたくなって再読を始めている
今日からやっと3巻目を読み始めているのだけど
忘れていることが多くて、結構新鮮

その前に読み終わっている本がスーさんの本を除いて
8冊、机の上に積んであるので、
また後日ブログで紹介したいなと思います(突然敬語)

大型連休後半

2018-05-09 05:20:21 | なんでもない話
後半4連休は本を読んだりちょっと走ったり
クロゼットの中の整理をしたり
撮りためていた録画を見たり消去したり
日頃溜め込んでいたことをゆっくりとして過ごせた

そんな中でもちょこっとしたお出かけで
つきさっぷジンギスカンに久しぶりに行ったら




あいにくの雨だったけど、桜が満開
庭を見ながらの席は空いていなくて残念だったけど
相変わらず美味しいジンギスカンを
これでもかっというくらいたくさん食べて、、、食べすぎて



毎年恒例の恵庭道の駅で
今年のバルコニーのお花を購入



これで1360円。安い!
毎年思うのだけど、すごく長持ちするんだよね
毎朝、癒されているのだ

千歳のアウトレットレラに行ったら
北広島に比べて、かなり空いている感じで
そんな中でも外国人の観光客の方が多いような。。。
目的はランニングシューズ
実は、アシックスのGT-2000NewYork4が
まだ履かずにピカピカのままあるのだけど、
去年からの練習不足で、満足に走れないので
なんだかもったいなくって、デビューできずにいるので
もうちょっと気軽に履けそうなシューズを探したら



シックなadidasのシューズを発見
お値段も7000円とお買い得だったし
仕事帰り、走って帰るときに履いて行っても目立たないなと
即買いしちゃった

早速履いて走ろうと思ったら、小雨模様で
貧乏性で、いつものシューズでご近所ジョグ





北大横の道路沿いのライラックがもう蕾が膨らんでいた
びっくりびっくり、かなり早くないかな〜



ご近所の公園の桜はゴールデンウィーク中
ずっと咲いていて楽しませてくれた
今年はお天気がイマイチだったの、
桜の満開の時期も長かったような気がする

連休が終わり、月曜の朝は農試公園に向かって朝Jog



連休が終わったら晴れ渡った空。。。
桜のトンネルの下を気持ちよくJog
毎年ありがとうと、自然と笑顔になってくる

さて、もう桜は散ったかな
今朝も、農試公園に向かって朝Jogしてこよう
行って来ます

無事退院

2018-03-11 21:30:28 | なんでもない話
入院していたApple Watch、なんの修理もせず退院
原因は分からず。。。ちょっと不安

先週は毎日目が回るようなせわしなさで
仕事をしている間はあっという間に時間が過ぎてしまい
体がへとへとになった
水曜日、夕方仕事を抜けてきたえーるで3kmだけ走って
また戻って働いて、
金曜日、復活した大好きなお店に大好きな人たちと飲みにいって
笑って喋って
土曜日は、絶対したくない休日出勤
でも、電話が来ないって素晴らしい
サクサクと仕事が進み、予定より1時間早く帰れて
なんだか気持ちがスッキリ
そして、今日はエスマラソン部の練習会で
長沼の馬追山をトレラン
KAZU隊長の元、登り始めてすぐに凄い心拍数で
大丈夫か?と自分で自分が心配になったけど
ゆっくりまったり登って走ってくれたので
すっごく楽しかった
雪解けが進み、山の下の方はズボズボと足が埋まり
最後尾を走っていたら、両足が埋まり右足がつるという体たらく



お天気もよく、下に降りてきて一般道を走ったけど
長沼はもう雪が全然なくって、すっごく走りやすい
馬追の名水で汲んだ水でKAZU隊長が珈琲を淹れてくれて
それがもうもう、めちゃくちゃ美味しかったのだ
わたしも、キャンプとかでお湯を沸かせるやつ欲しいなぁ

長沼温泉でお風呂に入り
KOHARUさんオススメのタンドリーレストラン アサ



ナンで食べるカレーは久しぶり
長沼スペシャルで本日のアスパラキーマカレーにして
ココナツナンと隊長のチーズナンをシェアして満腹
ナンのお代わり自由だったけど、もうお腹パンパン
美味しかったなぁ。今度、母と長沼に行った時にも行ってみよう

長沼までの車中は、ERIちゃんが一緒だったので
なんだかとても楽しく充実した休日だった
今週もハードになりそうだけど、頑張れそうだよ

読んだ本

朝井まかてさんの
『雲上雲下』



「草どん、語ってくれろ」
どこからともなく現れた子狐は、目の前にいた草に話しかけた。
物語をせがむ子狐に、草どんは重い口をひらく……。
子狐に山姥、乙姫に天人、そして龍の子。
民話の主人公たちが笑い、苦悩し、闘う! 
「俺たち、本当に存在しているんですか?」
やがて物語は交錯し、雲上雲下がひずみ始める。
物語が世界から消えてしまうのか?
不思議で懐かしい、ニッポンのファンタジー。


おとぎ話を信じる、大切にする気持ち、世界が愛おしい
聞いたことのあるお話が絶妙な形で語られる
いつの間にか引き込まれてしまっている
大切にしなくてはならないこと、懐かしい気持ち
不思議な気持ちになる本だった
とても好きな本だった
朝井まかてさんの小説は、いつもちょっと切なくて
でも、前向きになれる、好きだなぁ

石田ゆり子さんのエッセイ
『Lily -日々のかけら-』



女優・石田ゆり子が日々、
大切にしているのは、とてもささやかなこと。
心地よい空間に身を置く。
からだの声をきく。人と比べない。
変化を恐れず、切り口は新しく。
ユーモアを忘れず、いまを楽しむ……。
あたりまえかもしれないけれど、
そんなささやかなことの積み重ねが
〈いまの石田ゆり子〉を作っています。
10代のころからとことん自分と向き合い、
もがいたなかで得た、石田流哲学&美学。
それは老若男女問わず、誰にとってもなにかしら支えとなる、
心地よく生きる技が潜んでいます。
大好きなものなどについて綴った21編のエッセイ、
正直に語ったロングインタビュー。
美の秘訣やお気に入りレシピ、
硬軟とりまぜた103のQ&Aほか、全編撮り下ろし、書き下ろし。
同居人(猫)・ハニオとタビの成長日記のおまけつきの、
石田ゆり子のカケラがたっぷり詰まった、
やさしくて、とびきり楽しい1冊です。


石田ゆり子さんのエッセイは大好きなので
新刊は迷わず買って、寝る前に少しずつ読んでいた
宮本輝さんの「錦繍」が好きな本だということは知っていたけど
特別な本なんだなぁとわかり、少し嬉しかった
戻れるとしたら、幾つの時に自分に戻りたい?という質問に
戻りたくない、今の自分がいいっていうゆり子さんもいいな
インスタもフォローしているから、タビハニと雪ちゃんの写真は
なんだか懐かしい感じがしちゃう
ホント、優しい気持ちになるエッセイだった

日帰り温泉

2018-02-18 19:22:19 | なんでもない話
なんだか足が宙に浮いているというか
落ち着かないような、そんな毎日を送っていて
このままじゃ、自分を嫌いになっちゃうぞ
約束のない週末、落ち着いて自分らしく過ごそうと決めて
いつもお世話になっているtwitterもfacebookも見ず
iPhoneから離れて過ごしていると、意外と楽チン

昨日は朝起きたら結構な雪だったのだけど
思い立って道の駅とうべつへドライブ
母を誘って行ったのだけど、思っていたより近かった



お天気も良くなって、
新しい建物と大きな空が気持ち良かった
冬なので、野菜の直売所は休みなので空いていた
中をゆっくり歩いて見たりして、さて温泉にでも行きましょうと
調べていた万葉の湯は、入浴料が1200円って、どうなんでしょう?
開拓ふくろうの湯にするか、中小屋温泉にするかで
空いていそうということで、中小屋温泉にしてみた
いやぁ、今までの温泉の中で2番目にひなびておった。。。
1番は20代の時に友人と行ったトムラウシ温泉
シャワーもお湯も温泉のお湯で、すごい硫黄の匂いで
湯船に浸かるだけで帰って来た思い出
中小屋温泉は、長く続いている老舗の温泉らしい
お湯は無味無臭で、ちょっとぬるめ
小さなお風呂が2つしかなくって、1つはぬる過ぎて。。。
施設が全て古くて笑っちゃう感じ
でも、働いている方、多分家族は優しくて感じいい
お昼も温泉で食べようかと思っていたけど
かえって迷惑になりそうだったので、さっさと帰って来た
お客さんは私たち以外は二人だけだったので
のんびり湯船には浸かっていられるのがいいな

蕎麦屋でカレー鍋焼きうどんを食べたら
オリンピックのフィギアの時間となり
コンビニに車を止めて、車の中で二人で興奮して見ていた
良かったねぇ、羽生くん、昌磨くん
帰って来てからも何回もテレビで見たけど
メダルの行方が分からドキドキしならが見るのは格別

今日は晴れているうちに北大の方を走りに行ったら
URCの重鎮が、「走ろう会」の集いで走っていてご挨拶
久しぶりに走っていて知り合いに会ったなぁ 嬉しいなぁ
帰って来てからは、コーヒー豆を買いに行ったり
ガソリン入れて洗車したり、今週のお弁当の下準備をしたり
そして、本を読んだり
やっと自分らいしい週末を過ごしているような気がする

気がついたら、読みやすい優しい本やコミックをずっと読んで来た

益田ミリさんの
『永遠のおでかけ』



「大切な人の死」で知る悲しみとその悲しみの先にある未来
誰もが自分の人生を生きている
益田ミリ、新たな代表作! 珠玉のエッセイ20編を収録。


ミリさんのお父様が亡くなられたことは
朝日新聞連載のエッセイで知っていたけど
その前後のお話で、何度も胸が締め付けられて読み進められなかった
ミリさんらしい視線で、人がいなくなってしまうことについて
真摯に、正直に書いていた

益田ミリさんの
『僕の姉ちゃん』



ファッション誌は立ち読みで済ませ、エクササイズ本は一回やっておしまい。
「ゴミの日に捨てるもんある?」と問われれば
「あるある、がんばりすぎる心」と即答。
絶妙に軽や かなベテランOL姉ちゃんが、
新米サラリーマンの弟を前に繰り広げるぶっちゃけトークは
恋と人生の本音満載、共感度120%。
雑誌「an・an」の人気連載漫画、待望の文庫化。


弟のいる姉って、そうだなぁ、そうだなぁと頷きながら読んだ
この姉ちゃん、いいな。弟の優しさも、いいな。
しっかし、ねえちゃん、弟にこんなぶっちゃけていいのかい

またもや益田ミリさんの
『キュンとしちゃだめですか?』



普段ラフな服装の男性が突然スーツで現れたとき。
つまづいた私の腕を支えてくれたとき。
お芝居のクライマックスで肩を震わせている男の子を見たとき……。
そんなとき、どこからともなく「トキメキ」は突然やってきます。
胸がドキドキしたり、思わずニヤニヤしちゃったり、
じっと見つめてしまったり。
そう、女子はさまざまなシチュエーションで「キュン」としているんです。

街中で見つけた「キュン」、サラリーマン男性への「キュン」、
こんな言葉に「キュン」、知り合いがくれた「キュン」、
恋には毛頭発展しないけれど、でもでもときめいちゃったの…の「キュン」など、
イラストと短いエッセイで、この世の中のさまざまなトキメキを詰め込んだ一冊です。


自分のことを女子(ジョシ)というのは抵抗あるけど
ああ、そうだねぇとか、ええ?そう?とか
軽い気持ちで読んで、ニヤって笑ったな

そして、小栗左多里&トニー・ラズロの
『ダーリンの東京散歩』



「2020年東京五輪」を前に、大規模な再開発が続く東京。
急激に変わるこの街を、世界を知り尽くしたトニー&さおり夫妻が緊急闊歩!


ダーリンシリーズ、好きなのた
ずっと読み続けているので、なんか友達の本みたい
でも、これを見て東京のここに行きたいとは思わなくって
そっか、こんな風に感じるかとか思う本なんだな

そろそろ、小説を読みたくなって来たな

2017年もサクラサク

2017-05-05 19:51:54 | なんでもない話
今年もゴールデンウィークに札幌の桜は満開
3日は、花ロード恵庭に行き、寄せ植えを購入



これで850円って、安いなぁ
帰りにえこりん村に



トマトの木はまだまだこれから
たくさんの花を見て帰って来て
新川通の桜並木へ









満開
ゆっくりと桜の下を散歩
農試公園にも行って見たけれど
こちらは、まだ3部咲きくらいかな
昨日、今日と暑かったからもう咲いたかな

今日は、ニュースで言っていた寒地土木研究所へ行ってみた
地下鉄中の島駅から歩いて5分くらい
釧路から植樹したチシマザクラが満開
というか、もう散り始めかな





続いて、中島公園を通ってまたもや花見





桜の季節なので、上を見て歩きがちだけど
足元でも、チューリップや水仙、そしてビオラが



帰り道、近所の庭の木蓮も桜も満開





いろとりどり春色の大型連休

やさしい、家康、

2017-04-24 19:21:44 | なんでもない話
青山七恵さんの
『やさしいため息』



ときどき、
すべてを簡単にしても
いいような気もする


社会人5年目で友人なし。
恋人は3ヶ月前に出て行ったばかり。
そんな私の前に、
行方知れずの弟と緑くんが現れて…


「隣の芝生は青い」という言葉が
この小説を読みながらずっと思い出していた
自分の人生、つまらないとか
自分ってこんな風な人間とか思っちゃうけど
人から見るとそんなことなかったり
人の目を気にして、そう思っていたりする
そんなこと考えながら、読んでいた
そして、この本はエンターテイメントではなく
いわゆる純文学なのかなぁなんて
読むほうとしてはあんまり関係ないことも思って読んでいた

門井慶喜さんの
『家康、江戸を建てる』



関東には、のぞみがある――
究極の天下人が描いた未来絵図
(コンセプチュアル・デザイン)とは?
「北条家の旧領関東二百四十万石を差し上げよう」
天正十八年、落ちゆく小田原城を眺めながら、
関白・豊臣秀吉は徳川家康にささやいた。
その真意は、水びたしの低湿地ばかりが広がる土地と、
豊饒な現在の所領、
駿河、遠江、三河、甲斐、信濃との交換であった。
愚弄するかのような要求に家臣団が激怒する中、
なぜか家康はその国替え要求を受け入れた……。
ピンチをチャンスに変えた究極の天下人の、
面目躍如の挑戦を描く快作誕生!


江戸を作り上げたのは、家康じゃないんだということね
そりゃあ、家康が全部できるわけではないけど
人の力を信じて、発想して、時間をかけて
そして、江戸に住む人々を想像して作られる姿は
なんだかすごいなぁと思いながらも
やっぱり、顕示欲や独占欲、諦めもあったりと
人間臭くて、驚きも満載の、元気が出る小説

日曜日に、大通公園を通ったら、
視線の上の方に、ちらっと見えた灰色以外の色



ハクモクレンの蕾が膨らんでいた
なんだか嬉しくなって、近くまで寄って
しばらく見上げていた



今年の春は、気温差が激しくて
なかなか暖かくならないけど
こうやって、必ず春は来るんだよね