香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

仕事納め

2008-12-26 20:06:04 | なんでもない話
今日は仕事納めの日
でもでもでも~ すんごい吹雪の日
朝7時20分にPuちゃんから電話があり
「6時半から除雪しているんですけど、道がなくて
9時には会社に行けそうにありません
Puちゃんは札幌のはずれから通っているので
普段でも冬は1時間位かけて車で通勤しているので
慌てず、無理しないようにと言い含めて
私も、いつもより15分程早く部屋を出た
車の上は軽く20cm以上の雪
風がひどくってビチャビチャになる
慎重に運転して8時半過ぎに会社につくと
会社前の駐車場は1台の車も無く
ロードヒーティングしているはずなのに
雪の吹きだまりが出来ている
わっさわっさと足跡付けて、ゴミ捨てして会社に入る
しばらく誰も来ない・・・
社員用駐車場で一人の車が埋まったらしく
出勤してきた人たち皆で,押したり引いたりしていたらしい
再び、Puちゃんから電話があり、
道がなく車を出せないので、バス停まで行ってみたら、
バスも止まっているらしく1本も来ない
近所のみなさんと道を作っているとのこと
午後から来ることにしなと言い、慰める
結局、Puちゃんが会社についたのは12時過ぎ。。。お疲れさん

大掃除して、皆で会議室で軽く食事をとって締めをして
今年のお仕事終了
やり残したこと、たくさんあり過ぎだけど
気持ち切り替えて、明るく前向きにやって行こう

写真は、秋に咲いたうちのデンマークカクタス
何故か蕾が

1950年のバックトス

2008-12-26 05:54:06 | 本のこと
昨日、寝る時にカーテンを閉め忘れ
雷の光でいつもより1時間早く目が覚めてしまった
外はピカっゴロっ、ヒュ~と雷や風の音満載
そして雪が・・・

寝る前に読み終わった本
北村薫さんの『1950年のバックトス』
かなり前に購入していて、途中で投げ出していたらしい
短編小説集で、途中北村さんらしい小難しい謎解きなどもあり
そこで、忍耐力がなかった時期に読んだらしく挫折していた跡があった
今回は最初から最後まで、それぞれの短編がおもしろかった
北村さんの小説は、やさしくていて淡々としていると思う
短編になるとその感覚が更に深まるようなきがする
なんで途中で読まなかったんだろう・・・私

北村さんの本を初めて読んだのは『覆面作家は二人いる』
その後、文庫で『夜の蝉』などの円紫師匠シリーズを見つけて読み
北村ワールドが好きになった
有名なのはきっと映画にもなった『ターン』や『スキップ』
文句無くおもしろいのだけど一番好きなのは
『ひとがた流し』
胸にぐっときて、静かに静かに泣いた
直木賞候補にもなったのだけど、残念ながらとれず私までがっかり
最初の頃、女性だと思って読んでいたから
男性でしかも結構なおじさん(失礼)と知って驚いた
北村薫さんの本も本屋さんで新刊を見つけると手に取ってしまう