香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

言いまつがい

2009-01-04 21:38:23 | なんでもない話
写真は、今日散歩中に見つけた居酒屋の看板
メタボの人が体に良いものを出す居酒屋なのか
食べたり飲んだりしたらメタボになるけど気にするなという居酒屋なのか
マスター又はママさんがメタボなのか?
往路、復路、両方通り考えながら今日も散歩

そういえば、思い出す度、にやけてしまうこと
甥っ子が冬休みの宿題を見てほしいと言ってきた
小学校1年生って何やっていたっけと思いつつ、ノートを見ると
ていねいなことばにしなさい という内容
おはよう → おはようございます
ありがとう → ありがとうございます
と矢印のうしろに、小学生らしい字で書いている
そして
ごめん → ごめんね
 あれ  何故「ね」。。。
笑っちゃ駄目~と思い、こらえながらも
「ごめんなさいじゃない?」と言ったら顔が赤くなった甥っ子
笑ってごめん でもさぁ か~わいいっしょ

銀座開化おもかげ草紙

2009-01-04 21:14:16 | 本のこと
松井今朝子さんの『銀座開化おもかげ草紙』読了
今日はお正月休み最後の日、
夕方読み続けたくって、お風呂の中で1時間以上
茹で上がるかと思った~
明治維新から数年たった文明開化の発信地銀座で
時代の流れに乗れず、無為に過ごしていた主人公が
何件かの事件を解決して行くが、最後は天敵と対決しなくてはならない運命
ただ、読んでいてい思ったのは、どの世も生きている人間が満足しきっている訳じゃない
私利私欲に走るもの、真面目にしか生きられないもの、いつの世も同じようにいる
何億人といる人間の中で、自分が巡り合う人たちはほんの一握り
だからこそ、なにがしかの縁があってのことなんだと
そして、明治という時代ならではの人たちの考え方は風情が良かった
松井さんの本はまだ2冊目だけど、結構好きかも