香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

ダナエ

2009-05-27 12:12:51 | 本のこと
藤原伊織さんの短編推理小説『ダナエ』
10年以上前になるかもしれないけれど、弟に借りた『ひまわりの祝宴』と『てのひらの闇』が
おもしろかったのだけど、まだあまり文庫は出ていなかったのでそのままになっていました
去年、上司に「藤原伊織って知ってる?おもしろいよ」と言われて、
そうえいば読んでいなかったなぁと思い出した始末
調べたら、藤原さんお亡くなりになっていたのでびっくり 食道癌だったそうです
この『ダナエ』は亡くなる前、最後に出版された単行本の文庫化されたものです
藤原さんの小説は、男のロマンが感じられるハードボイルドで、それが鼻につかず心地好い
きっと文章が美しいのでしょうね そして登場人物に好感が持てる
今回は短編だったので、あっという間に読んでしまう読みやすさ
ダナエというのはエルミタージュ美術館にあった破壊された絵のことで
その絵のもつ物語と関連しながら実際の事件が解決されようとするのだけれど・・・
推理小説なので、いや、どんな小説は読んでも結論は言っちゃいけないですね
稚拙な言葉ですが、おもしろかったです

今日は休養日としました
何がって、顔の・・・・お化粧しないで1日過ごすのだ
今日のDVD講義分は、明日に回して一辺に4時間の講義を受けることに
なんか、ファンデーション塗らないのは何週間ぶりだろう
毎日なんだかんだとお出かけしていたのね
まあ、散歩くらいは行きますよ すっぴんに帽子で