香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

宮本輝さんからの贈り物

2009-07-30 19:45:32 | 本のこと
夏の元気な花・・・ミニひまわりを部屋に飾っています

作家の宮本輝さんの小説に出会ったのは20歳位の時
『青が散る』が初めて読んだ作品です
感動して、本屋さんで探して次々と作品を漁るように読み、
新作が出るといち早く購入して読んでいました
今から何年前でしょう、宮本輝さんのファンクラブのHPが
あることを知って、読んでみたらご本人も書き込みをされていました
私も、未熟な書き込みながらも細々と参加させてもらっています
そのHPで知り合った大切なお友達が沢山います
そして、宮本輝さんが毎年のようにプレゼントして下さる
『ひとたびはポプラに臥す』という旅行記の中に出てくる言葉を書いた
通称「毒蛇Tシャツ」
今年も、ありがたいことに送って頂きました

蛇が蚊取り線香のようになっていて
毒蛇は急がないと書いています

Tシャツをくださった事も、毒蛇の言葉を今、頂いた事も
本当にありがたいなぁと思います
素敵な色とデザインでしょう
Mサイズなんだけど、メンズなのでちょっと大きめです
カポッと着て、この夏を元気に過ごしたいものです

先日、宮本輝さんも審査員をされている芥川賞を受賞した
磯崎憲一郎さんの『終の住処』を読みました
この方の文章は、一文が長くて読み憎かったです
そして、今の私の心に響く事はありませんでした
『ペナント』という短編も一緒に入っていますが
あまり読む気持ちになれずにいます
芥川賞作品は、すっと入っていく本とそうじゃない本と
すごく振りが大きいです・・・・