少しずつだけど、本も読んでいて
面白い本に巡り合っている幸せ者
吉田修一さんの
『森は知っている』
南の島で知子ばあさんと暮らす十七歳の鷹野一彦。
体育祭に興じ、初恋に胸を高鳴らせるような普通の高校生活だが、
その裏では某諜報機関の過酷な訓練を受けている。
ある日、同じ境遇の親友・柳が一通の手紙を残して姿を消した。
逃亡、裏切り、それとも――! ?
その行方を案じながらも、
鷹野は訓練の最終テストとなる初ミッションに挑むが……。
読みながら、高村薫さんの大好きな小説『李歐』を思い出したな
鷹野の生い立ちからくる寂しさや悲しさが辛い
吉田修一さんの小説はハズレがないんだよね
今、朝日新聞で連載中の新聞小説にもハマっている
川上弘美さんの
『水声』
1996年、わたしと弟の陸はこの家に二人で戻ってきた。
ママが死んだ部屋と、手を触れてはならないと決めて
南京錠をかけた部屋にある古い家に。
夢に現れたままに、わたしは呼びかける。
「ママはどうしてパパと暮らしていたの」
愛と人生の最も謎めいた部分に迫る静謐な長編
ストーリーや設定だけを説明しようとすると
なんだか、納得というか、なぜかなと不思議な気持ちになるけど
淡々と静かに受け入れてしまう川上さんの小説
ちょっと心が疲れちゃうけど、嫌いじゃないんだよね
益田ミリさんの
『泣き虫チエ子さん〜旅情編』
チエ子さんとサクちゃんは結婚10年目の仲良し夫婦。
休みの日、久しぶりに箱根旅行に来た二人は、
お土産屋さんで以前買ったものを見つけてこう思うのです。
“旅先で「思い出」に出会えるのって楽しい”。
些細なこともすべて二人が歩んだ道。
将来を想像しすぎて急に寂しくなることもあるけれど、
だからこそ今を大事にしたい。
見落としがちな日々の小さな大切さを教えてくれる名作コミック。
大好きなミリさんのコミックだから
文庫で新刊が出たと思ったら、ついつい買いに出かけちゃう
そして、このシリーズは、
ちょっとだけさくちゃんみたいに、気のあう人がいたら
結婚したいなぁなんて、いまさら思っちゃう?
湊かなえさんの
『山女日記』
こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。
拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。
いつの間にか心が離れた恋人。……
真面目に、正直に、懸命に生きてきた。な
のに、なぜ? 誰にも言えない思いを抱え、
山を登る彼女たちは、
やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。
新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。
湊かなえさんの小説は、正直苦手だった
いやミスの女王と言われるだけあって、読後感が最悪
だけど、この小説は違ったな
色々な人がいて、考えの人がいて当たり前で
そのみんなに優しい視線が注がれているような感じで
みんな、頑張って生きている姿に心を打たれちゃったよ
この頃、静かに過ごす時間を持てていないような気がするんだけど
やれること、求められていることがあるのは幸せなことだから
特に、仕事のことは、亡くなった弟がきっともっとやりたかったことだから
いまは、一所懸命頑張りたいと思っている。。。。のだよ
面白い本に巡り合っている幸せ者
吉田修一さんの
『森は知っている』
南の島で知子ばあさんと暮らす十七歳の鷹野一彦。
体育祭に興じ、初恋に胸を高鳴らせるような普通の高校生活だが、
その裏では某諜報機関の過酷な訓練を受けている。
ある日、同じ境遇の親友・柳が一通の手紙を残して姿を消した。
逃亡、裏切り、それとも――! ?
その行方を案じながらも、
鷹野は訓練の最終テストとなる初ミッションに挑むが……。
読みながら、高村薫さんの大好きな小説『李歐』を思い出したな
鷹野の生い立ちからくる寂しさや悲しさが辛い
吉田修一さんの小説はハズレがないんだよね
今、朝日新聞で連載中の新聞小説にもハマっている
川上弘美さんの
『水声』
1996年、わたしと弟の陸はこの家に二人で戻ってきた。
ママが死んだ部屋と、手を触れてはならないと決めて
南京錠をかけた部屋にある古い家に。
夢に現れたままに、わたしは呼びかける。
「ママはどうしてパパと暮らしていたの」
愛と人生の最も謎めいた部分に迫る静謐な長編
ストーリーや設定だけを説明しようとすると
なんだか、納得というか、なぜかなと不思議な気持ちになるけど
淡々と静かに受け入れてしまう川上さんの小説
ちょっと心が疲れちゃうけど、嫌いじゃないんだよね
益田ミリさんの
『泣き虫チエ子さん〜旅情編』
チエ子さんとサクちゃんは結婚10年目の仲良し夫婦。
休みの日、久しぶりに箱根旅行に来た二人は、
お土産屋さんで以前買ったものを見つけてこう思うのです。
“旅先で「思い出」に出会えるのって楽しい”。
些細なこともすべて二人が歩んだ道。
将来を想像しすぎて急に寂しくなることもあるけれど、
だからこそ今を大事にしたい。
見落としがちな日々の小さな大切さを教えてくれる名作コミック。
大好きなミリさんのコミックだから
文庫で新刊が出たと思ったら、ついつい買いに出かけちゃう
そして、このシリーズは、
ちょっとだけさくちゃんみたいに、気のあう人がいたら
結婚したいなぁなんて、いまさら思っちゃう?
湊かなえさんの
『山女日記』
こんなはずでなかった結婚。捨て去れない華やいだ過去。
拭いきれない姉への劣等感。夫から切り出された別離。
いつの間にか心が離れた恋人。……
真面目に、正直に、懸命に生きてきた。な
のに、なぜ? 誰にも言えない思いを抱え、
山を登る彼女たちは、
やがて自分なりの小さな光を見いだしていく。
新しい景色が背中を押してくれる、感動の連作長篇。
湊かなえさんの小説は、正直苦手だった
いやミスの女王と言われるだけあって、読後感が最悪
だけど、この小説は違ったな
色々な人がいて、考えの人がいて当たり前で
そのみんなに優しい視線が注がれているような感じで
みんな、頑張って生きている姿に心を打たれちゃったよ
この頃、静かに過ごす時間を持てていないような気がするんだけど
やれること、求められていることがあるのは幸せなことだから
特に、仕事のことは、亡くなった弟がきっともっとやりたかったことだから
いまは、一所懸命頑張りたいと思っている。。。。のだよ